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【140字/空想】出航はいつだって + 【日記】Gift For Me


月の舟に乗りませんか

届いた招待状を何度も見返した

どこから出るのか
どこへ行くのか
誰と行くのか
誰が持っているのか
ちっともわからない

だけど

呼んでください
必要になったら大きな声で

くっきりとそう記されていた

見守ってくれてる人がいるんだと
そう思ったら嬉しくて嬉しくて
僕は輝く月を見上げて笑った



刺す、刺す、刺す。
気持ちは急くのに進みが遅い。
仕方がないけど思わずため息が出る。

ホリデーシーズンのワクワクも気分じゃない。
とか言いつつ、
ロンドンからなにも買わなかったのが地味に辛い。

クリスマスなのになあ……。
あ。いや、買った。

伊・仏・英  表記の刺繍本3冊。
イタリアの版元から直接買うかどうか迷ったけど
在庫を持つアメリカの手芸店から買った。
今年のハリケーンで被害があった地区。
少しは支援になったら嬉しい。

それにこれ、
必須の教本だけど綺麗な本で。
だからプレゼントもらったみたいに
ちょっとテンション上がった。

悪くない。
街はキラキラだし悪くない。
明日は追加で刺繍糸を買いにいこう。




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