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金言from山市文庫アーカイブ

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日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ…
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2024年3月の記事一覧

ため息202:新しいビジネスは新しい環境で

新しいビジネスは新しい環境で 「新しい酒は、新しい革袋に入れる」を2000年も前に引用した指…

ため息201: ゴールを決めるのは、ワンブランド

サッカーの話 プレーヤーは、ウエア、シューズ、シンガード、ソックスなどいろいろなブランド…

ため息200:いまだに飼われているスピッツの生態

スピッツの役割と機能 ソフトウェア会社に単身赴任、早朝出勤のミスタースピッツ。マッチポン…

ため息199: 一期一会

ロンドンのインターコンチネンタルホテルで食事をした時のことです。 レストランのウェイトレ…

ため息198:オフィスの行き先表示板

オフィスの行き先表示板 オフィスには社員の所在を記入するホワイトボードが必ずあります。そ…

ため息197: 某IT企業の常務さんの幻想

某IT企業の常務さんの幻想 「あいさつをしよう」 就任時、部下に訓示。 定時に出社する高…

ため息196:IT関連製品は営業担当者の人柄で購入する

製造業の情報システム責任者の話 文書を電子化して管理するソフトウエアの件で、導入した会社に導入効果をうかがったときのことです。 インタビュアーは、同じようなソフトウエアがたくさんあるなかで、なぜこのソフトウエアを選択したのか質問しました。 次の答えがありました。 「ソフトウエアは営業の人柄で購入する。ソフトウエアは使ってみないとわからない。日常のコミュニケーションで担当営業が信頼できるかできめる」 全社的な業務の流れにかかわるようなIT関連業務ソフトウエアは、安いものではあ

ため息195:オーバースペックな人材

パソコンが安くなり、大手ではないメーカーから機能満載のモデルがでています。IT関連人材も同…

ため息194:通勤電車の危うい既得権

IT企業の元気がでるたとえ 2000年前、弟子に「後のものは先になり、先のものは後になる」…

ため息193:賢い漁師

漁師の精神 IT業界、セキュリティ関連企業経営者から聞いた話 漁師は釣れなければ狙う魚を変…

ため息192:膿を出し切る

大相撲の力士は、取り組み中は息を止めて一瞬の勝負に出るそうです。 取り組みが長くなって呼…

ため息191:「赤ちょうちん」は通じない

西欧以外の国でいち早く欧米の技術を導入し、経済発展を遂げた日本は経済、技術の面ではすでに…

ため息190:続けることは休むこと

はじめる。 つづける。 やすむ。 つづけることはやすむこと。 やすんでまたはじめる。 ゆっく…

ため息189:プロは机をひっくりかえす

優秀であったかもしれないが現在の組織の中ではアマチュア職場長と、今でも衰えない誇り高い営業マンのやりとり。 日本語がわかるのか アマチュアが拒否権をふりまわして自己主張をすると、プロは机をひっくりかえす。 プロは年長者のアマチュア職場長に紳士的に対応していたが、いつもの拒否権発動、認否保留に異議を唱えた。一向に理解しないアマチュアに「日本語がわかるのか」と100メーター離れた席の人たちにも聞こえるような音量で揺さぶりをかけた。 以来アマチュア職場長は、おとなしくなった。判断