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えんどう あや
2023年1月26日 00:04
誕生日にくれたブレスレットごめんね喧嘩して壊したねサプライズで連れて行ってくれた夕日の丘ごめんねその映画見たことないんだ隣で寝ていたあなたの眼鏡ごめんねティッシュで拭いたらコーティングが剥げてそのあと寝ぼけて踏んづけたっけ部屋の真ん中でゴミ箱を抱えて「緑膿菌が…」と言いながら嗚咽してたあなたごめんね何じゃそりゃって思ったよこれを言ったら傷つくってとどめさすこと
2023年1月25日 04:10
人を好きになった時の自分が嫌いだから人を好きになるのが怖い結局自分しか好きになれないのだろう
2023年1月23日 00:15
今猛烈に本屋に行きたいいくつかの本を読み漁りたい人間を知りたい人間とは何かなぜ生まれてきたのかなぜ生きるのかあの人から少しだけヒントをもらえた気がしたんだ今なら出会えそうな気がするんだよそれが空振りでもいい答えなんて出なくていいそれも答え合わせの一部だから早く早く夜が明けてくれよ今すぐ本屋に駆け込みたいんだ知りたい人間をそして自分を
2023年1月20日 03:07
早く 大人に なりたくて生意気にも 無関心を 装ってきた実際 大人を 続けてるけれどなんとなく うまく 笑ってるだけ考えすぎって 言うけれど考えなくても わかるものなの?わがままとか つまらないとか 真面目とか何も知らないのに 決めたがる自分だけが ずっと 取り残されたようで言葉にしたら つまずいて時々ふっとよぎる思いを つかまえて月夜に 溶かして 飲み込んで覚束ない
2023年1月19日 03:27
夕焼けの後の空が七色に見える時息を吸う度に夜が近づいて来るこの時間が好きです。
2023年1月18日 03:15
hihihiと笑いながら生きることを説いてくれる死神の話を読んで、こんな死神なら会ってみてもいいかもと思った次の日の話。その夜、灯りを消して布団に入り目を閉じた。しばらくするとふと目が覚めた。暗がりの中にぼーっと浮かぶ人影が見えた。よく目を凝らすと黒いフード付きのマントのような服を着て、大きな鎌をそばに置いた人が浮かんでいた。「お前が会いたいって言うから来てやった。」あぁ、死神
2023年1月15日 03:49
大晦日の夜、仕事を終えて実家へと帰った。今年は久しぶりに姉家族と、結婚したばかりの弟夫婦、私、そして両親が集う賑やかな大晦日となった。縦横無尽に飛び交う会話、座椅子に座り居眠りをする父のいびき、食器の音、テレビの音、笑い声そこには昔と変わらない音があった。年が明けて、翌日の早朝。部屋で1人眠る私の耳に聞こえてきたのは階段を降りる母の足音だった。何気なく昔から聞こえていた
2023年1月14日 03:24
彼は1人の人間なのにたくさんの彼がいるように感じる普段は感情を抑え落ち着いてみえる彼だが彼の紡ぐ言葉には不器用なくらい感情が表れて見える気がしているだから彼の話し方や書く文章は実際に彼の顔を見ていなくても顔を見ているような安心感があるだから彼の嬉しい話や好きな話は自分も嬉しくなるし好きになる彼の怒りが現れる話は怖さや強さを感じるし苦しみから生まれる話は自分も抉られる
2023年1月13日 02:51
最近は特に陽の光が眩しすぎる目の奥を貫いていくような光に思わず顔を歪め目を閉じるでも何故だろう夕焼けはずっと眺めていられるんだ瞳の奥に溶けていく夜に馴染んでゆくゆっくりゆっくりゆっくり