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真面目の中にも遊び心を

大学の生物実験の授業の思い出を話そうと思う。

大学生のとき、教員免許を取るための教科に関する科目として、生物実験の授業があった。
その内容は、

魚の解剖をした。
解剖した(捌いた)魚は、焼いて食べた。

鶏の骨格標本を作った。
骨から肉を剥がすため、鶏を茹で、そのスープは飲んだ。

とても楽しかった。
実験そのものも楽しがったが、それ以上に、みんなで、その副産物である魚の切り身と鶏のスープを食べたことが楽しかった。

ただの実験の経験だけではない経験をしたと思う。
「楽しむこと」「楽しいことをすること」を学んだ。

真面目にやる。それを楽しむ。
ついでにもっと楽しむ。
もっと楽しくなるように工夫する。
楽しむためのものではなくても、楽しめる。
真剣にやるから生まれる遊びがある。