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World Cancer Week2023 リポート
2023年1月29日〜2月5日まで開催したWorld Cancer Week 2023
各セッションのリポートを随時更新していきます。
1月29日(日)オープニング
・社会
・ファンドレイジング
・R&D(研究開発治療)
・レジリエンス
AYA
1月30日(月)【オープントーク with CancerX 戦略チーム】
~Cancer AgendaやCancerXの方向性を話し合う戦
WCW2023 【オープントーク with キャンサーフィットネス】〜がんと運動について語ろう〜
■セッション概要一般社団法人 キャンサーフィットネスは、”運動(フィットネス)”を通して、がん患者、がんサバイバー(がん体験者)を支援する団体である。
患者、サバイバー支援における、QOL向上や治療中の社会生活・治療後の社会復帰の課題などについてディスカッションし、CancerXとの掛け合いによるインパクトステートメントについて、登壇者、参加者で共有したい。
■セッションサマリー
広瀬眞奈美さん
WCW2023【オープントーク with 海外日本人研究者ネットワーク(UJA)】~海外で活躍するがん研究者と学ぶ、がん研究と研究論文~
■セッション概要がん研究は未来の治療を作るための大きな柱です。
しかし、がん研究の世界で行われていることはすごく専門性が高く、一般の人には理解が難しく、研究世界で行われていることや、研究者の思いや情熱が一般の人にうまく伝わっていない現状があります。
実際に、がん研究と社会には大きな距離があって、研究は別世界のことのように扱われてしまい、そのことが研究への支援不足に繋がっています。また、科学世界
WCW2023【CancerX 教育・啓発】~ 産学官民一体となった地域における「がん教育」への跳戦 ~
■セッション概要2022年度から教育の場で本格的にがん教育がはじまって以来、外部講師によるがん教育活動が行われている。本セッションでは地域のがん教育に携わる3つの視点(行政・企業・がん経験者)から、実際の取り組みと課題や地域全体でがんの教育・啓発を行っていくためには、今後どのようなことが必要なのかを議論する。
■セッションサマリーまず、昨年を振り返り、がん教育・啓発を行う上で、教員の知識不足や探
WCW2023【CancerX Pharma】〜製薬企業と社会やコミュニティーとの接点とを考える。患者のために何ができて、何ができないのか?〜
■セッション概要がん治療の進歩で、5年生存率などが改善し、病気を抱えながら生活をする人が増えた。また、医療に対する国民のニーズは、資源が限られる中で高まっている。以上から、がんにおける社会課題は、以前にも増して存在しているともいえる。そんな中、製薬企業は従来の創薬や流通以外の活動が期待されている。一方で企業を取り巻くルールは厳しくなっており、社会課題に着手しにくいことも事実だろう。よって、WCW2
もっとみるWCW2023 【CancerX 患者治療選択】「みんなでつくろう!がん情報迷路の羅針盤」〜がん情報/教育の現状と課題〜
■セッション概要がん医療の進歩に伴い、治療の選択肢が増え、複雑さが増している。また、がんと共に生きる時間が長くなったことから、治療だけでなく、生活の質を高めることへの関心が高まっている。
ネット環境を含めたITの発展で、患者や家族を取り巻く、がん治療や生活に関する情報は急速に増えている。
しかし、提供される情報の質に差があったり、発信者側のルールで情報が発信できてないという現状がある。
この、必要
WCW2023【CancerX エンディング】
■セッション概要
World Cancer Week2023を振り返り、参加者の皆様にもSlidoを使って感想を伺いました。その中で、セッションをいくつかサマライズし、振り返りましった。
その後、3つのグループに別れ、参加型交流会を実施しました。
最後に、EXPO2025への参加を含め、今後も引き続き具体的なアクションを行っていくことを発表しました。
■サマリー
セッションの振り返りでは、全
WCW2023【CancerX DE&I】〜がん領域におけるダイバーシティ課題とは〜
■セッション概要
このセッションは、昨年行われた日本癌学会の特別企画「CancerX 日本癌学会 多様性によるがん医療・研究の躍進」で取り上げた「DE&I」に関するセッションの続編です。
近年、社会的な必要性が高まっている「Diversity, Equity, and Inclusion (DE&I)」
実際にDE&Iに取り組むパネリストの様々な経験をもとに、 癌学会のセッションでは話しきれ
WCW2023【CancerX 患者力】~エンパワメントの輪を拡げよう~
■セッション概要
2021年は、患者力とは何か。一般の方への教育啓発の取り組みを紹介し、2022年は、がん当事者を含む様々な立場から、患者力を向上するために必要なことについて検討してきました。患者力の向上には、患者が力をつけることに注視されがちでしたが、周囲が支える環境を創ることの重要性について議論しました。
2023年のセッションでは、がん当事者が患者力を向上させるために、また周囲が支える力
WCW2023【CancerX 情報】 診察からの1時間 〜情報の渦におぼれないために それぞれの立場でできること~
■セッション概要
CancerXの初回、2019年のサミットから続けてきた「がん×情報」に関するセッション。今回は「診察からの1時間〜情報の渦におぼれないために、それぞれの立場でできること〜」と題して、現状の共有と、医師、看護師、患者、患者家族、メディアの立場で情報の渦におぼれないようにするためにそれぞれができること、やるべきことを話し合いました。
■サマリー
NHKが偽情報や誤解をいかに撲
WCW2023 【CancerX 食と栄養】~食が育むコミュニケーションの可能性~
■セッション概要2021年、2022年のセッションでは、がんと食と栄養に関しての因果関係を証明することが難しいという結論が得られ、がんの食事に関して禁止するものはないという医師からの視点も得られた。
さらに、科学的根拠に基づいた正しい情報も大事であるが、その人がどう生きたいかを考えることが重要であり、その人の正しさを知るためには、治療と向き合いながら、対話を繰り返していくことが必要であるという話題
WCW2023【CancerX Global】~Close the gap in the access to clinical trials for patients with cancer〜
■セッション概要
新しい治療の開発に必須の臨床試験。大規模な臨床試験は欧米主導であることが多く、臨床試験の参加者は自ずと欧米の患者が中心となります。
こうした臨床試験で効果が確認された場合でも、人種の違いによる生物学的多様性を踏まえると、確認された効果がその他の地域の患者でも同様の効果が出るとは限りません。
臨床試験終了後に多様な国ですぐに導入できるようにするには、多様な国から臨床試験に参加
WCW 2023 【CancerX オープニング】
World Cancer Week2023のテーマは、
「思いをかけあわせて、次のアクションへ」~Collective Action!~
「一歩踏み出してアクションする人を後押しし、さまざまなスキルと知識と活動がつながる場をつくり、がんの社会課題に向き合うプラットフォームとして、次なるゴールを目指す」を目標に、今回開催しました。
World Cancer Week2023には、500名以上の様