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認知症の母 便利グッズ~もう日付に悩まない!編~

 認知症の患者の初期段階からよくある症状に、“今日が何月何日かわからない”、“今日の曜日がわかない” 、年月の前後の感覚が無くなり話がへんてこ…といった、日付に関わる認識ができなくなることがあげられます。
 母は認知症であることがわかった2019年時点で、日付の認識にも影響がでていました。それでも毎朝新聞を取り込み、テレビを見て、その日が何日か知り、台所にある日めくりカレンダーをすぐに更新することで、母は正しい日付で過ごすことができていました。

 ところが2022年の春くらいから、習慣化されていたいろんな事が毎日できなくなり、日めくりの日付が実際と異なるようになり、様々なことに支障が生じるようになりました。
 一番困ったのは服薬管理、デイサービスに行くのを忘れ、寝坊したり、友達と出かけてしまったこともありました。そのような状況を主治医に伝えたところ、“日付もわかるデジタル時計とか利用してみては”と勧められ、見つけたのがコレです。

 「デジタル日めくり電波時計」!!

 日付表示は7cmと大きい!壁にかけてもよく見えます。定価は税込み3,300円

大きく表示されるの日付、曜日はその月の何回目かまでわかる(例「第2金曜日」)親切表示、電波時計だからほったらかしでOK!壁にもかけられて、ちゃんと「日めくり」になる~!
 「今日は何日?」と訊かれたら、「デジタル日めくり見て」の一言で済ませられます。不毛な会話も減らせる!

 母はリビングに置いてある「デジタル日めくり」を見て、台所にある日めくりを更新しています。デジタル日めくりの存在そのものを忘れても、家の中で一番長居するリビングで、一番目につくところに置いたので、今日が〇月〇日かは嫌でも目に入ります。

 正しい日付をストレス無く認識できることは、認知症患者にも家族にも嬉しいものです。デジタル日めくりはご紹介したアデッソの他にも、様々なメーカーがつくっています。検索すればいろいろ出てきますよ。

 今後も認知症患者に嬉しいグッズをぼちぼち紹介したいと思います。
 食事や栄養補助食品については、「自力で食事ができず激ヤセ 認知症の母に、こうして食べさせました!」でいくつか紹介しています。ご参照ください。

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