もふもふラッコ
旅をして感じたこと、その土地ならでは美味しいもの、ほっこりした出会い等について、綴った記事をこちらにまとめています。
旅先での母の言動から“認知症ではないか”と気づいてから、6年が過ぎました。現在91歳の母は要介護2となり、介護保険をフルに利用して、この間までなんとか一人暮らしを続けていました。 様々な方々のお世話になっているにもかかわらず、母は今でも自分が認知症であることを認めておらず、「なんでも一人で出来る」そうです。プライドが高く、超頑固。他人が自分のことをどう思うかが最大の関心事…、今も昔も私には苦手な人です。 認知症が発覚した時、父が遺した貯金をすべて使い果たしており、公
(「認知症の母 入院生活で認知症が進行?」の続きです) 脳血腫が判明し、緊急入院をした認知症の母。4日後に脳血腫の手術を受け、入院してから約1ヶ月後にリハビリ専門病院に転院しました。 母は実家に帰り、一人暮らしに戻ることを希望していましたが、実家での一人の時間に転倒、脳血腫を発症するに至った経緯から、もう一人暮らしは無理と私は判断しました。1ヶ月近くの入院生活で認知症は進行し、入院前と同様の生活は難しい状態でもありました。 手術後順調に回復していたので、まずは最終ゴ
(「認知症の母 脳血腫の手術をする」の続きです) 脳血腫が判明し、緊急入院をした認知症の母。4日後に脳血腫の手術を受け、入院してから約1ヶ月後にリハビリ専門病院に転院しました。 脳神経外科での入院は、手術の翌日からリハビリが始まったものの、1日にわずか10~20分程度の簡易なもので、それ以外は母は「やることが無いから寝ている」状態となりました。 トイレに行くときは看護師が見守ることになっていましたが、ナースコールを母はかけることができないので、ベットのセンサーが自動
(「認知症の母 急変し、緊急入院 その2」の続きです) 脳血腫が判明し、緊急入院をした認知症の母。医師からは数日前とかではなく、2~3か月前くらいに頭をぶつけ、少しずつ脳内に血が溜まってきたのだろうとのことでした。 昨年(2023年)の秋にデイサービスからの連絡で足首を捻挫していたことがわかり、本人は「痛くない、大丈夫」と言うものの、家の中で転んでケガをしていたことが発覚しました。別の時期にも身体にぶつけた跡がある、とデイサービスの連絡帳に記載があったことも。そのうち大
(「認知症の母 急変し、緊急入院 その1」の続きです) 1ヶ月以上前から言動がおかしくなっていた母。認知症の急な進行ではなく、原因は脳の血腫でした。脳神経科のMRI画像には素人にもはっきりわかる大きな血腫があり、病院が手配した総合病院へと救急車で移動しました。 救急車の中で、これまでの症状と既往症について、救急隊員の聞き取りがありました。救急隊員からは「お母さんは一人暮らしなのに、早いうちによく異常に気がつきましたね」と言われました。身体が動かなくなる等、誰の目から見
先月(2024年7月)中旬頃から、宅配弁当の食べ忘れを頻発するようになった母。8月からなるべく食事の時間に、宅配弁当を食べるように催促の電話をするようにしていました。 過去の食べ忘れは、遅く起きて昼弁当をかなり遅い時間に食べ、そのせいでお腹も減らないから夕飯の弁当を食べ忘れたのかな…という感じでしたが、今回は“食事をする”こと自体を忘れている、冷蔵庫に手を付けてない弁当があっても、食べなければと思わない、母の脳の中で、何かが欠落してしまったんじゃないか、と感じました。朝食
先月(2024年7月)から実家で、まったく手をつけていない宅配弁当が冷蔵庫に残っていることが頻発するようになりました。デイサービスの無い日は、食事をする時間がずれてしまい、夕飯の宅配弁当を食べないことが度々ありましたが、デイサービスのあった日の夕飯も弁当を食べていませんでした。 いちおう母に聞いては見ましたが、「食べないはずは無い。他の物を食べたはず。」と言いますが、現在は宅配弁当以外の物を食べないように、冷蔵には食品を置かないようにしており、あるのは食卓の上の朝食用のパ
私の母は2019年に認知症とわかり、2022年5月には要介護2となりましたが、介護サービスをフル活用して一人暮らしを続けています。 母は先月末(2024年7月)に91歳になったので、先日家族でお誕生日会を開催しました。久々に会うからこそ気づく、母の様子の変化を教えてほしいと事前に家族には連絡済み。月に2~4回会っている私は、目の前で起こったことに気をとられがち、次から次へと起こる問題に対処するためにどうしたらいいか、いつも頭を悩ませており、見えていないことが沢山あります
関東は梅雨明けしました。仕事が忙しくなかなか実家に行くことができなかったのですが、デイサービスに持っていく下着の着替えセットが無くなる頃、朝食用のロングライフパンも追加せねば…と、2週間ぶりになんとか仕事を早退して行きました。 この日の予想最高気温は34度、実家の中に入ると冷房はかけているようですが暑い…。隣室の冷房の無いダイニングに来たら、母はカーデガンを脱ぎましたが、いつもいるリビングも涼しいとは言い難い温度です。これでは室内で熱中症になるよ…。 冷房のリモコンを見
私の母は2019年に認知症とわかり、2022年5月には要介護2となりましたが、介護サービスをフル活用して一人暮らしを続けています。 ここ数か月、暑くなっても冬から着ている長袖のカットソーを着続け、エアコンの温度設定は私が何度下げても30度に、貼り紙しても効き目なし、猛暑がきたら家の中で母は熱中症で倒れるのではないかと大変困り、このまま一人暮らしを続けてよいものか、悩んでいました。 母は7月に91歳になりますが、杖を使わず200Mくらいまでは普通に休まず歩くことができ
(「認知症の母 6月に股引(ももひき)、スプリングコートを着用」の続きです。) 明日の最高予想気温は30度、数日暑い日が続くらしい。服装のこと、エアコンのこと等、心配だったので、実家に行きました。母がデイサービスから戻ってくる前に、掛け布団等を一番薄いものに替え、汗をかいたままになっていたパジャマを洗濯、いろいろ夏仕様に切り替えました。 エアコンの設定を確認したら、先週25度に下げたのが、30度に戻ってました。そんなに、暖房をつけたいのでしょうか…。ドライのままなので、
要介護2の母は、気温や天候に合わせて服装を選ぶことができません。季節の変わり目に、母がデイサービスに行って留守の間に、服を入れ替え、これまで着ていた服はタンスにしまい、母の目につかないようにしてきました。 数日前に通院のために実家に行ったら、片づけたスプリングコートがお出かけ服を置いてある場所に戻っていました。今まで片づけた服を母が探し出して着ていたことはありません。 もう6月です。この日は最高気温は27度の予報でしたが、母は長袖のカットソーの上にカーデガンを着て、さ
私の母は2019年に認知症とわかり、2022年5月には要介護2となりましたが、介護サービスをフル活用して一人暮らしを続けています。掃除、洗濯は 訪問サービスのスタッフが週1回の頻度で対応し、洗濯物は外に干すまでやることになってますが、ここ2ヶ月程、洗濯した翌日や翌々日に実家に行くと、洗濯物が生乾き状態で置いてあることが何度もありました。 昨年までは洗濯物を外に干すのは母がしていましたが、動くのがしんどくなり、洗濯した衣類がカゴに入ったまま放置されていることが増えました。
2023年の春に押し買いの被害に遭い、母は父からもらったダイヤの指輪等を盗まれました。その後も長年連絡をとってなかった従弟と名乗る怪しい男から迎えに行くから会おうと電話があったり、詐欺とおぼしき営業マンから電話がかかってきたり、と母が犯罪者の標的になっていると感じ、1月からはNTTの「特殊詐欺対策サービス」を利用することにしました。 電話対策だけでなく、これ以上被害に遭わないように、母の貴金属の類は私が預かることにしましたが、一つくらいはアクセサリーは残しておいた方がい
要介護2の母は未だに自分を認知症とは認めておらず、生活のすべてのことが自分で出来ると言っています。実際はきちんとした食事が自分でできずに激ヤセ、入浴は自力で半年以上できなかったのでデイサービスで、服薬は複数日分服用を何度か繰り返したので介護サービスのスタッフからもらい、その場で飲むように等々、誰かの助けがないと健康的な生活はできない状態となっています。 気温や天候に合わせて服装を選ぶ、部屋の温度管理もできなくなりました。認知症のため、温度変化等に鈍くなっているせいもあり
日曜日の午前、いつもより長く寝ていた私に、訪問サービスのマネージャーから電話がかかってきました。「訪問サービスのスタッフが玄関チャイムを鳴らしても、電話をしても、母が出てこない。とりあえずスタッフは帰らせ、昼頃にマネージャーが再訪し、母の状況を報告したい。」とのことでした。 母が倒れている、死んでいる、可能性があります。このところ体調は良く、え!?今そうなる?!と思いましたが、マネージャーには私が実家に行って確認するので、再訪しなくて良い、安否を確認し次第、連絡すると伝え