ずぼらワーママがストウブを買ってわかったこと
STAUBのピコ・ココットという鍋がいいらしいと暮らし好きクラスタのためのお店「北欧、暮らしの道具店」の記事で見てから随分と長いことたった。
このストウブの鍋というのは、野菜の中の水分さえも逃さず水が不要な無水調理ができ料理の達人たちも使っていると評判で、「私には使える代物じゃないなあ」と指を加えて眺めていたのである。
私自身がずぼらで丁寧な暮らしと程遠く、料理も苦手なのだが、ついにストウブの鍋を手に入れることになった。
理由は、それまで我が家で主に味噌汁担当で使っていた中型の鍋の内側の塗装が食洗機にかけるうちにはげてしまったからである。
代わりとなる中型の鍋が欲しい…いうタイミングと楽天セールのタイミングが重なり、どうせ欲しいと思い続けるくらいなら買ってしまおう!
ということで我が家に来たストウブ、直径20cm。主な出番は味噌汁。
シェフですら愛用するストウブ様に味噌汁を作っていただくのは気が引けたのだが、大事にしまっておいても仕方ないと思い開封してすぐ使ってみたらまあ、びっくり。
まず、火の通るのが早い。
そして、なんだか、具の味が濃く感じるような…?
私の味噌汁作りが「一味違う」味噌汁へとグレードアップを遂げた可能性が浮上した。
さて、ストウブが初手から実力を見せつけた翌日、家事代行さんがうちに来てくれた。
ストウブで何を作ってくれたのかな、と彼女が帰ってからキッチンをのぞいてみたら、鍋の中からアルミに包まれたさつまいもが発見された。どうやら、焼き芋をつくってくれたようだ。
その晩、アルミをむいて焼き芋を食べてみると。
色からして…?!黄金色が濃くなってさらにうるっと透明になった感じのさつまいもが出現した。味は…ねっとり甘くて超最高(語彙力不足)。普通のさつまいもが高級さつまいもへ昇格していた。
ズボラで料理の苦手な私は、手洗いする手間を買ってでもストウブを手放せなくなった。
なぜなら、私にも美味しくできるから!
そして、この子がいれば私は大丈夫と思えている。
この鍋があれば、我が家にある普通のものをおいしくいただくことができる。
そんなおいしい話があるなんて!
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