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お仕事のつぶやき。フィードバックの受け取り方。産休明けワーママの複雑な心境。

年末の人事評価の時期。
どんよりと憂鬱になる。

この時期浮かれている人もいるだろうか?
いるとしたらうらやましい…。

元来、人事評価を受けるのはそんなに楽しいものではないけど、今年は人生2度目の育休明けの年ということもあり取り分け憂鬱だった。

具体的に憂鬱な理由はふたつ。

育休明けの一年プラス小1の壁で仕事どころではなかったこと。

信頼していた上司が辞めて、3ヶ月の空白期間を経て新しい上司とまだ十分な関係が築けていないと感じていること。

完全に私側の事情だが、バリアを感じる。
仕事に十分打ち込めなかった引け目を抱え、新しい上司との緊張関係の中で評価を受ける気分は…

とても悪い。
居心地が悪い。
(⚠️上司はいい人です)

結果としては「業務の貢献は十分にあったよー!これから注力すべきこともあるねー!そこは来年の目標に入れていこう!」という前向きなものだった。

しかし…。

1時間の面談の後私は完全に疲れてしまった。
仕事を辞めたいという衝動も感じた。

そこからしばらくの時間が流れた。
どう自分を立て直したらいいか? 
気づきを得たので共有したいと思う。 


何にくらった?その1。

フィードバックの受け取りをうまくし損なったひとつめは、将来のキャリア設計について。

上司はご自身のキャリア構築論を展開しアドバイスをくださった。

それによると…私は前のポジションで半年の産育休を挟み4年半で昇進した。今のポジションでは1年強の産育休を挟み3年が経った。今後1,2年で勝負をかけ成果を出し、次のステップを決めては?と。
次のステップのことも色々なコメントを下さったが正直耳から頭に入らなかった。

今後勝負をかけて成果を出す、か。
何も間違っていない。

しかし、もう出がらしも出ないほど気力が尽きているような…
一体ここからどう頑張るパワーを供給したらよいのか。
気が遠い。

第一子産休明けは「手ぬるいマネはよして下さいよ!ガンガン勝負かけていきますんで!」みたいな気迫が私にはあった。人事評価も、時間制限があっても成果は出してます!と噛み付かんばかりだった。若かったのかなあ?しかし、それが自分やチームにプラスになったとはとても思えなかった。

なぜほどほどができない?!

今はパワーを生み出す力の源泉が課題だ。


何に食らった?その2。

人事評価と言えばよかったことと改善点がセット。

いい貢献してくれているよ!
と耳障りの良い言葉をもらって気が抜けて会議が終わる3分前。
ネガティブなフィードバックをもらった。
それは全く問題ない。

しかし、あまりに「あ、そういえば」と唐突に始まり、ガツンと痛いフィードバックでそれで会議が終わったのでしばらく頭の中でガンガン鳴り響いていた。

しかも、「いろんなところからもらっているフィードバックで」と前置きがあり、こう言うところが足りてないよ、で時間切れになったので、誰からのフィードバックだろ?あの人からかな?私への第三者フィードバックって悪い内容だけだったんかな?と疑問が湧いてしまった。

それに、そもそも、そうあってほしいと言う人はいるけど、私の役割としてそれ必要なのか?という疑問もあったのだが、何も聞けずに終わってしまった。

「ありがとうございます」と言うので精一杯だった。

時間が経ってやっと消化できた。
耳の痛いことを言われる心構えをそもそもしておけばよかった。 

あと、良いフィードバックもなかったか、聞きたかったな…時間があれば。
大抵それらはコインの両面なので、セットで理解すると心のバランスが取れる気がする。
良きところを残しつつ、変えたいところをポイントを絞って対策したい、とせこいことを考えている。 

上司と私は得手不得手が逆の性質があると思っている。だから自己防衛本能か、無意識的に拒否ってしまったように思う。

今後は上司のよいところを私の弱点を補うべくマイペースで取り入れようかな…。


逆に良かったことは?


助かったと思っている点は、子どもがいるうちは病気とかいろいろあるよねえ、と言う前提に立ってくれること。本当は頻繁に離脱するのを迷惑に感じているかもしれないが。

別にいいんじゃないか、もう、ありのままで。
とあきらめがついた。

期待値を低く抑えておいた方が身のためだ。

育休明けて、また、新しい上司といちからやり直しかぁ、という絶望感はある。それは以前も同じだった。上司が変わるのはキャリアにとっては不安定要素だ。

よく捉えれば以前を知らない分、「前よりパフォーマンスが落ちたね」とは思われない利点がある。

あまり鼻息を荒くせず落ち着いて進みたい。
信頼関係をまた築くのは面倒ではあるが、それは相手も同じことだから、オープンに接していこうと思う。

こちらがフィードバックを受けて嫌な気持ちになった、なんて思っていたら相手に伝わる気がするし…。

フィードバックはむずい、けど?

最近この本を読んで、そんなに上手くいくんかいなー、と思ったが、評判が良いのできっと役に立つ気がする。

私は部下はいないが、仕事で接する人が多く、フィードバックは大切だと日々痛感している。今期の人事評価にフィードバックを複数人から依頼され7人分の報告をした。もうね、これを本人に伝える役割の上長は大変だなあ、胃が痛いんじゃないかなあ、と思う。

けれど、本に書いてあるように、フィードバックを通して人が前向きになり成長するならこんなに嬉しいことはないと思う。

☕️

フィードバックするひと、されるひと、みんなおつかれさまです!

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