見出し画像

元気ですかー?!映画「アントニオ猪木をさがして」

道に迷った時に頭に浮かぶ詩と言えば「道」である。

作はプロレスラーアントニオ猪木…

この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ 行けば分かるさ

アントニオ猪木

そんな、アントニオ猪木をこよなく愛する方々はもうご覧になっただろうか?

映画「アントニオ猪木をさがして」を。

昨年放映された、アントニオ猪木を偲ぶドキュメンタリー映画。

https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.e013534a-28e7-488f-b9c6-0e5be89f4fa8&territory=JP&ref_=share_ios_movie&r=web

この映画、2022年に亡くなったアントニオ猪木にゆかりのある方々が出てきてアントニオ猪木との思い出を語っていく。

神田伯山氏の講談も良かったし、ドラマ仕立てのテレビに釘付けの小学生やファミレスの男子学生やゴミ処理場の物語もよかった。

なぜか猪木について語り涙するのが男性ばかりなのだけどそれもまた、「なんかいい」。

男が惚れる男。
だってカッコいい。
闘い方も、生き様も。

かつ、文才にも優れている。
こんな文章作れる人に惚れないわけない。

馬鹿になれ。とことん馬鹿になれ。恥をかけ 。とことん恥をかけ。かいてかいて恥かいて  裸になったら見えてくる。本当の自分が見えてくる。本当の自分も笑ってた。それくらい  馬鹿になれ。

アントニオ猪木

実家の母が昔社会人になりたての時に仕事が嫌で辛かった時送ってくれた手紙に「元気でいてね。元気でいれば大抵のことはどうにかなる」と書いてくれてずっとお守りにしていた。

けど、あれ?
つまり、

「元気ですか?」「元気があれば何でもできる」ってことで?

母もアントニオ猪木パクってない?!

母の長年のお守りもまたアントニオ猪木であった説が濃厚だ。

最近の私は、「迷わず行」きたいし、「馬鹿にな」りたい。

今、人生史上最も、心の中にアントニオ猪木を住まわせて生きていたい気分なのだ。

映画を観て、自分はまだまだ生きたりていないと思う。

これからも密かにイノキを推していく。

いいなと思ったら応援しよう!