#205 ウォーキング&読書 / あんみつでリラックス / 良い習慣を継続する
ウォーキングしたある日のこと。
パン屋さんでモーニングを食べた。
家では健康面を考えてこんなにバターをたっぷり食べないのに
お店では罪悪感なく贅沢に塗って食べる。
私はコーヒーは午後のおやつに飲むことが多いので
朝のコーヒーはとても新鮮。
朝からお店でおいしいコーヒーを飲めるなんて
すごく贅沢なことだ。
この間からジャーナリングというものに興味を持って
我流で書いている。
朝のコーヒーの話を書きながら思ったが、
ジャーナリングとはつまりこういうことかな。
朝のコーヒーは贅沢で、
私にとても豊かな時間をもたらしてくれることに
今書いてて気づけた。
ささやかな幸せに気づけて、
その幸せを感じている。
パン屋さんを出た後、涼しくなって歩きやすい気候なので
そのまま足を伸ばして遠出した。
しゃがんで撮ったり、上向いて撮ったり。
歩いているから発見できるいろんな物に目を止めて癒されながら
どんどん歩く。
どこからともなく香る金木犀の香りにくんと息を吸う。
公園の一角に素敵な場所を見つけてひと休み。
木の緑が青々していて、全てが生き生きと息づいていた。
木の下のベンチに座り、
図書館に返却しようと持ってきていた習慣の本を取り出して読む。
この本によると、
良い習慣を続けて毎日1%良くなったら
1年後には37倍よくなる計算だそうだ。
飛行機がもし行き先をほんの少し1%角度を変えたら、
辿り着く先は全く違う所に到着するというようなことが書いてあった。
ほんとうだ。
出発時は違いはあまりわからないが
ずっと先では行き着く先に大きな違いが出るということ。
私は結婚するまでほんとうにひどい食生活を送っていた。
ケーキや甘いものをごはんがわりにすることもあったし、料理が好きではなかったので外食も多かった。
そんな私に重度のアレルギーをもつ子どもが生まれ、
365日毎日3回の食事とおやつを手作りする生活が始まった。
なんせ市販の物は何も食べられなかったので自分で作るしかないのだ。
皮膚もひどい状態だったが、気管支に症状が出てアナフィラキシー症状を起こし、息ができなくて命に関わることもあり、治したい一心であらゆる本を読みあさった。
いろいろと勉強しながら毎日食事を作り続けた。
アレルギーから栄養、食事、免疫と学ぶほどに食生活の大切さを実感し、子どもの症状が徐々に改善されて少しづついろんなものが食べられるようになり、ポテトチップスなどジャンキーと言われるものも食べるようになったが、
できるだけ食事は身体にいい食材を選んで手作りした。
おかげで高校に入学する頃には、エビなどの甲殻類を除いてはほぼ食べられるようになった。肌も男子にしてはツルッとしてきれいになり、
風邪もめったにひかず、とても健康だ。
そして同じ食生活をしてきた私も主人も健康に過ごせている。
もし子どもがあれほどのアレルギーでなかったら今の私はいない。
追い込まれて料理をすることになったが、
それでなければ365日1日3回料理するなんて絶対考えられない。
最初は一日中料理している気がして疲れたが
次第に手際もよくなり少しずついろんな料理ができるようになってきた。
今思うと、良い食習慣が身についてきたんだな。
その食習慣のおかげで今があると思っている。
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この本の中で響いたことその❶
習慣が成果を引き出すまで、
数ヶ月〜何年もなんの違いももたらしていないように見えるそう。
すごい成果は後から表れる。
それが長続きする習慣を身に付ける難しい原因のひとつだそうで、
わずかに変化しているんだけど、
なかなか明確な成果が見えないのでやめてしまうという。
うーん、確かにそうだ。
何も結果が出ないと、これが何かいいことに繋がってるんだろうかと思ってしまう。
でも今の私は長い間の良い食生活から健康な体作りができるという
実体験を持ったので、なんとなくその意味がわかる。
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この本の中で響いたことその❷
すばらしい考え方だ。
マイナス面よりプラス面を見る。
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この本の中で響いたことその❸
したい行動としなければいけない行動をセットにする。
これを読んで、
私のウォーキングと読書をセットにしているのは
良かったのだと思った。
好きな読書ができるおかげでウォーキングが続いているし、
好きだけれどもなかなか読む時間が取れなかった読書の時間も
確保できている。
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この本の中で響いたことその❹
効果的なのは、計画することでなく実行すること。
私が栄養や料理の勉強をして1週間こんな食事をしようと計画しても、
実際に作らなければ料理もできるようにならず、
健康な食事をとることもできない。
結果を出す為には、とにかく実際に行動することだ。
小腹が空いて、甘味処へ入った。
とてもおいしい和菓子屋さんだ。
あんみつを注文すると、最初にお茶が運ばれてきた。
「しそと梅と、こぶのお茶でございます。」
丁寧に置かれた湯呑みをそっと持ってひと口。
体に染み渡る、しみじみとおいしいお茶だった。
紫蘇と梅と、昆布の味がちゃんとする。
静かな落ち着いた空間の椅子に腰を下ろし、
ゆったりした気分で外に見える緑を眺める。
小さなお盆に乗って、
赤い器に盛られたあんみつが運ばれてきた。
添えられているのは番茶とシロップともみじの葉。
風流すぎてうれしくなる。
あんみつには、白玉と寒天、小豆、てっぺんには柚だろうか、
ドライな柑橘系の細切りがあしらわれていた。
寒天は透明のと、さつまいも入り(メニューに秋の味覚とあったので勝手な想像です)らしき黄色いのと2種類あって、彩りもきれいな一皿。
シロップをかけ、楊枝を持ってどれから食べようかとお皿の上で迷い、
まずは透明の寒天を食べてみた。
歯ごたえのある寒天にほんのり甘いシロップが絡んでおいしい。
シロップが甘すぎずちょうどいいおいしさで、
白玉にも寒天にも小豆にも合った。
間で温かい番茶をすすりながら
甘いものを食べ、落ち着いた店内や外を眺めて一息つく。
この後も図書館、買い物と歩き回り、
朝7時40分頃家を出て帰宅したのが夕方4時過ぎ。
そもそもは朝のウォーキングに出たのだったが、
もはや普通にお出かけだ。
🌱お読みいただきありがとうございました(^ω^)