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#217 何もない日が平和で幸せ 

夜、お風呂に入りながら
ぼんやりと今日はいいことや進展が
なにもなかったなと思いかけてハッとする。

毎日何かしらいいことがあるはずとわかっているのに
こんなこと考えてるんだな。

そうだ、今日はいい1日だった。

幸せな1日だったと言える。


年始に家族が次々とケガや病気に襲われ
救急車で運ばれた者もいて、
毎日変わらず元気でいられることが
どれだけありがたいことか、
あたりまえではないとしみじみ実感したところだ。



家族のことはまだ全部解決してないけれども
今日、今このとき、
みんながいつも通り元気で普通に暮らせている。
何事もなく1日無事終えられた。

みんなが楽しく笑い合ったり
機嫌よいのが最高だ。

おいしいご飯も食べられた。
今日の1日が平和で穏やかに過ぎた。

これを幸せと言わずなんと言うのか。


義父と主人と3人で
おいしいごはんをワイワイ楽しく食べた。

一人暮らしの義父が毎朝5時か6時に起き、
自分で朝ごはんを用意して食べ、
散歩で近所を2キロ歩き、
家庭菜園(のわりには大きな畑)で1~2時間の畑仕事をし、
仲のよい友だちと遊び、
温泉に行って体を温めてゆっくり過ごし、
時には地域の仕事や用事もし、
こうして私たちのところへも野菜を持ってきてくれたり
精力的に動いて楽しんでいる義父の話を聞くのは
楽しい。

スーパーウルトラおじいちゃんで
義父の姿を見たり話を聞いたりすると
とても元気が出る。

義母が亡くなった時は気落ちもし、
お義父さんの近所の方にも「おとうさん頼むね。」
と声をかけられたものだが
お義父さんはしっかり自分で暮らしている。

義母が亡くなって間もない頃
家事をする気力はないのではと義妹と食事を作りに行った時、
家に入るとひょこっと私たちに顔を出して
「おお、いらっしゃい。」
と階段を雑巾で拭いていた姿に驚いた。

「なにかしている方がいい。」
と言っていた。

家の中はとてもきれいで掃除されていて、
毎朝毎晩お仏壇の前でお経をあげていると
教えてくれた。

身の回りは整っていて
私たちの出る幕もないと言う感じで、
それは今も続いている。

お義母さんのお墓は私たちの住む家の近くが菩提寺で
お義父さんは片道1時間半の距離を毎週お墓参りに来る。

こちらに来て都合が合う時は
こうして我が家で一緒に食事を食べる。


体力面、精神面共に強い義父には昔から感服していて、
私が尊敬する人の1人だ。

そんな義父と楽しく食事を楽しむ時間は
確かに幸せ。


その食事は主人が作ってくれたこともありがたく、
おいしくておなかが満たされた。
(作ってくれたごはんってなんておいしいんだろう)

その主人が「料理って楽しいなぁ」と
ご機嫌で楽しそうなこと。
自分を含め家族や周りの人も機嫌がいいのは
本当に良いことだ。


今読んでいる本がおもしろく、
次々読みたくて本のことを考えるとワクッとする。
そんな楽しみな時間を持てていること。


あらためて1日を振りかえると
こんなにいいことがあったことに気づく。

平和で穏やかな1日に心から感謝。



🌱お読みいただきありがとうございました(^ω^)




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