C. @お酒の飲めない酒メーカー社員

30歳女性。お酒は飲めないが、某酒類メーカーでマーケティングの仕事をしています。気ままに日々のあれこれを記録したり、みなさんの記事を拝見して専門外のことを学ばせていただいたりしています。

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最近の記事

旅行計画が上手くなりたい。

 昨日は、最近ハマっている隣町のシェアラウンジにこもり、いそいそと週末の旅行計画表を作成。  3時間の格闘の末、結果的に自画自賛したいレベルの旅行計画が組めたわけだけど、冷静になって改めて振り返ってみると、ただ24Hを必死に埋めただけでは?と自分自身にツッコミ入れたくなるし、nicodyというアプリのUIがシンプルに優秀なだけでは?と思ったりもするんだけど、、、  旅慣れしてない私にとっては、一泊二日=36時間という空白をひとマスひとマス埋めること自体、それはそれは、、、大

    • 日記が上手くなりたい。

      意外と言われることが多いのだけれど、実はかれこれ8年近くの間、Day Oneというアプリを使って日記をしたためている。 毎日とはいかないまでも、年間200~300本ほどの記事が溜まる。 コツコツ、一つ一つ積み重ねられた私の日々たち。 一体なんのために? 正直、目的はない。し、これといったルールもない。。。 なのに続いてるのは不思議。だけど、なんかあまりにも習慣化しているので、書かないと気持ちが悪い、まできている。 やばいでしょ。笑 これを話すと「偉い!」とか言われた

      • RICHO GR3xと吉田松陰先生の教え

         ついに、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の最高峰!、と言っても過言ではない「RICHO GR3x」を手に入れてしまった…!  きっかけは私が一方的に尊敬してやまないsakieさんというphotographerさん。いつもは一眼レフとたくさんの付属レンズたちを担ぎ世界を飛び回る彼女が、昨年のクリスマス頃「プライベートの旅行ではこれで十分」と言ってGRで撮った写真を次々instagramにUPしていて。  それらの写真がそれはまぁ素敵でドリーミーで美しい作品だこと…もちろ

        • 【これって私だけ?】 sisterhood 立ち上げ

           何かを選べば何かを失ってしまう。キャリア、恋愛、お金、プライベート、子供、美意識、好感度、結婚。20代のまだ何者でもないちっぽけな私は、常にそんなトレードオフの強迫観念に苛まれ、身動きが取れないでいた。しかもそのトレードオフだって、あくまで私の中の妄想。本当に何かを選べば、何かを失うのか。今振り返れば、きっとそんなこともなかったんじゃないかと思う。  誰にも理解してもらえない。理解できるわけない。簡単に理解されたくない。孤独の底から必死に上げた叫びも、「ロールモデルがいな

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          4本
        • わたしを取り巻く世界のあれこれ
          8本
        • 読書記録
          10本

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          23.04.15 変なひと。

           ここまできたらもう腐れ縁。  好きでも嫌いでもない、あなたにとっての人生1の悩みはわたしにとってはどうだって良いこと。  そんな良い具合にお互い無責任で奔放で、そしてなによりありのままでいられるあの人に会ってきた。  あの人はついこの間、10年来の大きな夢を叶えたというのに、どうやらその夢は、必ずしも理想通りではなかったらしい。  夢への第一歩を後押ししてくれた仲間を裏切ってはならないと、「今はすごく幸せ」「充実している」と無理して笑顔を作り、「こんなはずじゃなかった」と

          夢が夢である条件を定義してみた

          夢が夢である条件を定義してみた 先日、いしかわゆきさん著の『書く習慣』を読んだ。 その本の巻末には「書く習慣 1ヶ月チャレンジ」というワークシートが添付されていて、読者が今日から継続的に「とりあえず書く」習慣をつけるためのきっかけとなっている。そして30日間毎日課されるお題が面白い。例えば「昔はどんな子どもだったのか」、「自分があまり賛成できない常識」、「今日1日にあった印象的なこと」といった具合だ。 わたしはその本を読み終えて以降、タグで検索し実際に30日チャレンジを

          夢が夢である条件を定義してみた

          故郷に帰ることとは

          実家に帰ると起こること。 ① 母親からの「結婚はそろそろ…?」プレッシャー。 ② 規則正しい生活と、栄養満点な食事。(きっちり3食) ③ 祖母の「CちゃんはCちゃんらしくね。」という激励。 ④ 父と母の小競り合いとちょっとした喧嘩。(私はあくまで中立で) ⑤ 中学・高校、青春時代の思い出のフラッシュバック。 昔読んだ、村上春樹さんのエッセイに書いてあった。 故郷に帰ることは、過去に戻ることである、と。 確かに故郷に帰り馴染みの街を歩くことは、まさに過去の足跡を辿るようだ

          こんまりメソッドに触れる

           VOGUE10月号に掲載されていたこんまりさんのインタビュー記事を読んだ。  まず驚いたのは、こんまりさんが中学生の頃から片付けに関する研究を始めていて、大学生になった19歳で片付けコンサルタントとして起業していたということ。  こんまりさんの幼い頃には、そんなユニークな感性と好奇心を、支え見守る存在があったのだろうか。  これまでこんまりさんが提唱している片付けメソッドは、「その物にときめくか否か」で捨てるかどうかを決めるというメソッドだと理解していた。  確かに

          映画ログ『魔女がいっぱい』

           これは… ロアルド・ダール原作だから映画として成立しているということで良いだろうか…?鑑賞終了後から、胸騒ぎが止まらない。  これは、誰に向けて何を伝えようとしたのだろうか。  たしかに親玉であるグランド・ウィッチは冷徹で残酷な魔女だ。彼女が罪なき子供達に対して行ってきたことは、決して許されることではない。だから、彼女が少年たちから痛快な仕返しを受けるところまではよかった。  ただその前後で彼らが「魔女」全部を1つに束ね、攻撃を仕掛けていったことはとんでもなく間違って

          映画ログ『魔女がいっぱい』

          口紅の不思議

           化粧が好きな女性は決まって、口紅をたくさん買い揃える。  口紅は奥が深い。どんな色で、どんなテクスチャーで、どのくらい発色するものがいいのか。女にはその時々に、それぞれのこだわりがある。  口紅=赤 ではないのだ。  この世界にはたくさんの種類の口紅があるにも関わらず、理想の口紅を見つけることはなかなか難しい。  それでも、彼女たちはありとあらゆるブランドの、ライン全ての色を1つ1つ試していく。そしてそれらが理想的であっても理想的でなくても、この色のここがいいとか、

          恋は大袈裟なもの

           ひとつのからだ・こころは、もう1つのからだ・こころなしでは生きていけない。その煩わしさに堪かねて、昔から多くの人々が荒野に逃れ、寺院に隠れたが、幸いなことにそんな努力も人類を根絶やしにするほどの力は持てなかった。恋は大袈裟なものだが、誰もそれを笑うことはできない。   『ひとり暮らし』谷川俊太郎  8月12日付の朝日新聞・天声人語は、胸を打つものがあった。  内容は、戦時中の航空兵と街の学校に通う少女の淡く切ない恋物語であった。前線の兵士を励ますよう、学校の授業で割り

          馬が合わない

           馬が合わない人がいる。  誰しもがそんな存在と出会ったことがあるだろう。  そんな人との間には、初めてメッセージを受け取ったその瞬間から、その話し声を聞いた瞬間から、なんとも言えないいや〜な予感が漂う。  これまでのわたしはそんな時、あぁ合わないな〜合わないな〜と思い続ける一方で、そこから何も行動に起こしはしなかった。  そんなこともあるし、別にそのままやり過ごすのでもいいのかもしれない。だけどなんとなく、克服できたほうがいいような気がする。  例えば、誰かを嫌い

          アパレル産業とSDGs

          地球環境に負の影響を与えている産業を、その影響の大きさ順に並べると、アパレル産業は石油産業の下、上位から2番目になるという。 この数字は、とてもショッキングなものであった。 しかしそれだけではない。 世界の二酸化炭素排出量の10%はアパレル産業からきており、なおかつ年間930億㎥の水を消費しているという。それはそれぞれ、国際線航空便と海運が排出する二酸化炭素量よりも多く、500万人の人々の生活に必要な水の量と同等の水準である。 2020年3月、国連がファッション業界に

          世界で一番美しい物語|『遠い唇』

          北村薫 角川文庫(2019年11月21日発売)  わたしの人生もまた、物語のひとつである。  いつからだろう。自分の物語において、己の注意は今読んでいるそのパートや、以前にあった伏線などをすっ飛ばすようにして、そのストーリーの続き、あるいは結末にばかり目を向けてしまうようになった。しかも、それだけではない。わたしは大体のそのまだ見ぬ結末に対して、ある一定の希望や絶望を前もって準備をしておいて、それ通りになるか、ならないか、その2択で人生を憂うようになってしまったように思える

          世界で一番美しい物語|『遠い唇』

          借り物ではない信念|『みかづき』

          森絵都 集英社 (2016年9月5日発行)  教育とは。読み進めていく中でこのどストレートな主題が常に傍にあり、自分のこれまでと将来の自分の子孫について、深く考えさせられる600項だった。  これまでの26年間の人生を振り返って思うに、教育とは2つの側面を持っているような気がする。  1つは、教育は自分の道を切り拓く際の道具となるということ。良くも悪くも学歴至上の考え方が今も蔓延る日本社会では高等な教育を享受すればするほど、自由で、そして生き方のオプションが多いように思え

          借り物ではない信念|『みかづき』

          古くてあたらしい生き方|『西の魔女が死んだ』

          梨木香歩 新潮社 (2001年8月1日発売)  今日のお昼はサンドイッチを食べよう。  そう考えながら、パンを焼いてバターを塗り、鶏の飼育小屋へ行って卵を拾い、なめくじ付きの庭のレタスをひとたま抱える。香り付けに、摘んできたばかりのキンレンカの葉も数枚挟んで出来上がり。  そんな暮らしは、なんて真新しく、鮮やかなのだろう。  私たちが幸せに生きるために、本当に必要なものは何か。私たちの人生にとって、本当に価値のあるものは何であるのか。この本には、現代を生きる私たちの社会が

          古くてあたらしい生き方|『西の魔女が死んだ』