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ぐらぐらな自分も、楽しんでみよう。

COCOです🎈


仕事のことを、本格的に考え出した最近。

心境はどうか?というと・・・
ものすごい「焦り」と戦っています。


これまでは、休養が第一だったので
仕事の事は、あえて考えていませんでした。


「時が来れば、どうにかなる。
というか、どうにかするしかない。」

と、腹を括って、休んでいたのですが、
いざ、現実を目の前にすると、
厳しいものがありますね。


「どう、今の自分を乗り切っていこうか?」

苦しい気持ちに、風穴を開けるためにも、
記事を書きながら、考えてみました。



どうして、今、焦る?


ちょっとだけ、前提の整理を。

これだけ長く(約5年)休養してきたのに
なぜ今さら(笑)、仕事のことで焦るのか?


私事で恐縮ですが、
実は最近、住環境の変化がありました。

平たくいうと、実家を出ました!
今は、パートナーと一緒に生活しています。



父の呪縛から離れるため・・・
「新生活のスタート」というより、
「実家から距離を置く」ために、
今の生活を、スタートさせました。




実家にいた、これまでは、
意識としては、「お休み期間」。

経済力のある父が、養ってくれる。
自分は、休むことに注力していれば、OK。


ところが、パートナーとの生活では、
「社会に飛び出た!」感覚。

自分が動けないと、生活が破綻する。
だから、何でも自分たちで、責任を持って、
進めていかないといけません。


自分を支えてくれていた土台が、

パートナー+安定した「」から
パートナー+不安定な「自分自身

に置き換わって、

足元ぐらっぐら!早く安定したい!
そんなところです。


先人たちの、教え


そんなこんなで、日々焦りながらも、
本や新聞を、せっせと読んでいたら、
ちらほらと、目に入る文章たちが。

引用を交えながら、ご紹介します。


”人間が一番楽しめるのは、
可能性を持って考える時間
なのではないだろうか”


森博嗣さん著『妻のオンパレード』の一説です。



工作好きな、森さん。

工作でも、お金の使い道でも、
結局、一番楽しいのは、
「何を作ろうか」「どう使おうか」
そんな風に、可能性を思い描いている瞬間
ではないか、という話。


工作の場合、これを作ろう!と決めてしまうと、
作る過程で、大変なことも出てくるし、
思い通りにいかず、満足できないことも
多いんだとか。(わかる)


だからこそ、人間が一番楽しめる瞬間とは、
ああしようか、こうしようか、と、
あれこれ考えている瞬間なのではないか、と。


今自分が幸せかどうか、
自分に価値があるかどうかは、
今決める必要はない、
幸せでなくてもいい。


ヨシタケシンスケさんの朝日新聞記事
『今、息をしていることが一番大切』
からの引用です。

(記事のタイトルすら、教えであるような
素晴らしい記事でした。
有料記事ですが、こちらから読めます。)


今の時代は、難しい。

だからこそ・・・
幸せなのか、価値があるのか、
確実に捉えて、進むんじゃなくて、
曖昧にしながら、進んでいく。

決めない。名前をつけない。中ぶらりでいる。
そんな勇気こそが、
今、必要なのではないか・・・


”ぐらぐら”も、楽しむ。


安定した生活が欲しい。
そりゃ、そうだ。

考え込んでしまう。
そりゃ、そうだ。

そんな焦りもあるのを認めつつ、
でも安定って、果たして絶対解なのか?
ちょっと立ち止まって、考えてみる。



「安定した自分」を手に入れたなら、
世界の動きに鈍感になるかもしれない。

本当にやりたかったことが見つかっても、
もう、引き返せないかもしれない。

安定してしまったら、
見えなくなるものがあるかもしれない。


「ぐらぐらの自分」でいるからこそ、
自分は本当の本当は、何をしたいんだっけ?と
自己理解が深まるかもしれない。

時代の流れを読もうと、
深い洞察力が身につくかもしれない。

揺れ動いているからこそ、
見えるものがあるかもしれない。



安定も、もちろん大事。

でも、不安定さからしか得られないものも
きっとある。

それに、もしかしたら、本当に楽しい瞬間って、
そうやって、あちこちぶつかりながら、
可能性を考えている時なのかもしれない。


「焦りも抱えながらも、
願わくば、今を精一杯、楽しみたい」
私としては、そんなところに着地です。

読んでいただき、ありがとうございました。

COCO🎈



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