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景色の一部になると、目に入っても見えなくなる

こんにちは、びばってです。


物事が景色の一部になると、目に入っているのに見えなくなることがあります。

言い換えると違和感がなくなった状態とも言えます。

そして「景色の一部」になると、明らかに不都合なのにその事に気付けないという厄介な状態にもつながります。


「景色の一部」になっていることを体感しやすい方法の一つが片付けです。


掃除や片付けをしている時に「なんでこれがこんなところに?」と思ったことはありませんか?


テーブルやタンスの上などの目に入るところのはずなのに全く気にならずに放置している。

通路に置いてあるモノを避けながら歩いている。


そんな経験はないでしょうか?



我が家ではそういった物がよく見つかります。

「置く場所がないから今だけ」と思ってテーブルに置いたペンやチラシから始まり、椅子にかけた上着、中身の入っていないカゴ、気付けばそのまま2~3ヵ月たっていたなんてことも。


それは本当にそこにないといけないモノでしょうか?

そんなはずはないですね。


それなのに、なぜか長い間放置されてしまいます。


これは「景色の一部」になっているせいで、見えなくなっているのです。




ですが、この時に「なんでこんなところに置いてるの?」なんて聞いてしまってはいけません。


理由を聞くことは責めているようにも聞こえるので、不満な顔をされたり余計な揉め事の元になってしまいます。(もちろん私も経験済みです…)


しかも、大抵は置いている本人にも特別な理由はないんですよね。


本人も片付けた方がいいと思っているけど、なかなか片付けられないと感じていることもあると思います。

これは見えていないというより、目をそらしているとも言えますが。


そんな時に責められたら(感じたら)、反射的に抵抗したくなってしまうものです。


この構図は子育ての話でよく目にする
親「宿題はやったの?」
子「今やろうと思ってたのに!!」
と同じですね(笑)

そんな時は「なぜ?」ではなく、「これはどこに置こうか?」と相談として聞いてみるようにしています。

景色の一部から取り出して、目に入るようにするわけです。

その場ですぐには片付かなくても、本人の中で片付ける対象に戻してくれるでしょう。



少し話がそれましたが、景色の一部になると厄介なことはわかりました。

では景色の一部になっているかどうかを見分けるにはどうすればいいのでしょうか?


一番簡単な方法は「写真を撮る」です。


写真に撮ると客観的に見えやすくなるので、想像以上に物が置いてあることに気付くと思います。

自分の家や部屋なら、その写真を家族や友人に見せられるか?という他人の視点を意識しても良いかもしれません。



片付けは気付きのためのトレーニングにもなるので、私は日頃から「景色の一部になっているかも?」と考えながら部屋を見渡すようにしています。


ただ、この「景色になる」程度は人によって差があるので、同じ家に暮らしている人同士の感覚に差があると「なんで邪魔なのに片付けないの?」と感じることが多くなり、つい言葉にしてしまいたくなります。

そんな時は「片付けるを怠けている」のではなく「景色の一部になっているのかもしれない」と考えて、まずは軽く声をかけてみることをオススメします。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。





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