見出し画像

20.ウィーンフィルのサマーコンサート2018を聴いてきました

ウィーン・フィルのサマーコンサートを聴くため、Schönbrunn Palace(シェーンブルン宮殿)までトラムで行きました。
「ViennaPhilharmonicOrchestraのフルメンの演奏を生で聴く。30歳までに聴く。」
この夢が叶いました。8888

画像1

ウィーンフィルのサマーコンサートは無料で鑑賞できます!チケット予約も必要なしです。

必要なのは体力と根気です。

2018年は開演時間20時スタート。
ゲートオープンが17時。
ゲートオープン前から野外で並んで待ち、ゲート内(演奏会場内)に入ったらずっと立っていなきゃいけないです。笑

来場人数の制限を超えたらゲートが閉まるとのことで私は30分前にSchönbrunn Palaceへ行って長蛇の列に並びました。
ゲートは何個かあります。
ステージの前ブロックには椅子が用意されていて、メンバー会員の方は大金を事前に払えば、席が買えるそうです。また、一部の座席スペースは早い者勝ちで座れます。

私はこの一部無料の座席ブロックを狙っていたので、座席ブロックから1番近いゲートに並びました。が、行った時点で長蛇の列だったので早々に諦めました。^^

炎天下の中、並びました。足元はグラウンドのような砂場になるので靴をヒールが無い物に履き替えたのと、日焼け対策でジャケットを着ましたが無茶苦茶暑かったです。

ゲートオープン30分前なら演奏会場には余裕で入れました。ゲートオープン1時間後に満員になって入場規制がかかったそうです。

毎年10万人以上の人が集まります。

Schönbrunn Palaceの庭園はめちゃくちゃ広く、背後には小山レベルで高い丘があります。丘エリアはピクニックシートやお菓子など持ち込みok。その分ステージからはかなり遠いです。ゆっくりと観たい方やファミリーにおすすめ。

庭園内は、座り込み・食べ物など持ち込みNG。

売店も少ないので水分確保の必要性があります。
あんまり記憶にないですが、水分は入場の際に没収されたと思います。
トイレも少ないので、体力と相談しながらコンサートまで待機する必要があります^^
私はトイレ徒歩圏内のベンチに運良く座れて、本を読んだり音楽ファンの人に話かけたりしてました。
どこから来たの?とか簡単な会話で英語の練習になればと。→でもほとんどドイツ語でした。。。。

コンサート開演時間が近くなり、庭園の真ん中よりやや前方、ど真ん中の良い場所を確保しました。
フェス慣れしてて良かったです。
左右には巨大なスクリーンモニターがあるのですが、周りはヨーロッパ人まみれ。ドイツ人は特に平均身長が高いので、巨大モニターも見えず。埋もれてました。(私は身長163cmですが、がっつり埋れました。)

画像2

埋れているのに音は信じられないくらい上質でクリアなサウンドで聴けます!!!!!!!
野外でなんでこんな美しい音が出るのだろう??と不思議になるくらいでした。
とろけそうな音楽に浸りながら、とにかく感動しました。

特に私の心に響いたのは4曲目に演奏された、マスカーニ作曲の歌劇カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲。研ぎ澄まされた旋律と甘く豊かなメロディ。
長い夕焼けが終わり、夜に移ろうとしている魅力的なブルーの空。演奏者と会場が一体になったと思いました。
涙する人、恋人と抱き合う人、拝むように聴き込む人、、私も心の奮えが止まりませんでした。
この年はプッチーニの曲が当初注目曲で置かれてましたが、2018年のサマーコンサートを代表する曲はマスカーニになり音源発売の際にはこの曲が広告用に起用されるまでになりました。
私は、あの時感じた会場の一体感は、独りよがりじゃなかったんだな。と確信して後に嬉しくなった記憶があります。

画像3

公式YouTubeもあげてるので、貼っておきます。癒されてください。

サマーコンサートで味わう音楽の素晴らしさは、言葉にしたくないほどです。もう、現地に行って味わって欲しいとしか言えない。

画像4

ラスト曲のお決まりWiener Blut, Walzer, Op. 354が流れると踊りだすひとと帰路につくひとで別れました。
私は現地に集まった音楽ファンであろうたくさんの方と踊りました^^

画像5

私は運がツイてるので、なぜかすごくスムーズに快適であっさりと帰れました。どう考えても、入場制限のかかる飽和状態の駅、満員電車になりそうなのに。
花火大会の後をイメージしてくれたら分かりやすいと思います。
なのに、さらさらと駅にたどり着き、駅も入れて私がホームに着いたタイミングで電車もホーム入り!みたいな完璧なタイミングで帰れました。
もちろん、走ったり、人を押しのけたりもしてません。
鼻歌混じりでワルツを感じながら歩いてただけです。
これは不思議でしょうがない。
音楽の神様が護ってくれたのでしょうね^^

というわけでウィンナーワルツを口ずさみながら歩くとスムーズに帰れるようなので、おすすめです。

ウィーン2日目やっと終わり
プロポーズまであと502日

2018年のサマーコンサートハイライト動画もシェアしておきます!

画像6


いいなと思ったら応援しよう!