ぶち@社不適メンヘラ人事

ものを書かないと脳が腐るということに気付いた29歳JKです 早大理工→野村総研→一橋MBA→某社人事

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ものを書かないと脳が腐るということに気付いた29歳JKです 早大理工→野村総研→一橋MBA→某社人事

最近の記事

右肺炎と人事のしごと

こんばんは。都内某社で人事をしてるぶちです。 先月、9月13日の金曜日にこんなツイートをした。 この予告通り、次の9/16(月)〜9/20(金)週は毎日22時〜23時まで働いた。繁忙期というわけではなかったが、たまたま同じ週に業務が集中してしまい、結構大変だった。 疲れも溜まったその直後、9/22(日)に発熱してしまった。結論から言うと、肺炎に罹患していた。 39°台後半の熱が出て、最初はコロナかインフルかと思い自宅で検査キットを試してみるも陰性。 しかし3日目の9

    • もうすぐ

      もうすぐ29歳になる。 10年前、19歳の頃を思い出す。 サークルや飲み会から帰ってそのままベッドに沈んだ10年前の僕は、 10年後 毎日薬を飲まなければ碌に眠れなくなっているだなんて思わなかった。 好きな子にときめいて一途に愛を伝え合った10年前の僕は、 10年後 繋ぐ手さえなく淋しさに不貞腐れているなんて思わなかった。 誰よりも良い成績を取りたくて必死に努力した10年前の僕は、 10年後 人並みに働くことだけで精一杯になっているだなんて思わなかった。 でも やり

      • 何一つSNSをやってなかった幼馴染と10年ぶりに再会した話

        もう僕も28歳になった。 ただ、迫り来る30代に恐怖しているかというとそうでもなく、 「なんか最近同級生の結婚増えてきたなあ」とインスタのタイムラインをぼんやりと眺めたり、 飲みの場で冗談交じりに「高校卒業から10年経つってヤバくね?笑」と笑い捨てるくらいで、 正直まだまだゲームも漫画も恋バナも楽しめる若者気分でいる。 そんな中、つい先日、 18歳――高校卒業から10年経ったこと、 10年という時間の持つ意味を嚙み締めさせられる出来事があった。 LINEもFacebook

        • 【雑記】大人になれない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ

          先日27歳の誕生日を迎えた。 いい加減良い歳になってきたのに未だに振り払えていない過去やコンプレックスが幾つかある。過去を引き摺ってるそんな自分をダサいと思う。 過去を清算したい。過去と決別したい。そう思う。 でもこれが難しい。 ふとした日常の隙間で否が応でも思い出してしまう。 もはや一種の思考の慣性。実は心の奥底では大して引き摺ってないのに、今まで何度も思い出しているせいで、思い出して嫌な気持ちになるのが癖になってしまっている。 だから最近はこう思うようになってきた。

          long slow distance

          コロナに罹った。これで2度目。 1度目のコロナ罹患は昨年の夏。その時は今流行しているオミクロン株よりも症状が重いデルタ株に罹患して、若者にしては運悪く中等症まで悪化した。当時の東京は病床が逼迫していたため、入院や人工呼吸器の装着が必要な病状であったにもかかわらず、僕は自宅療養を余儀なくされた。大げさではなく九死に一生を得た。 当時の苦しみや反省といった心中はこんな感じ↓でnoteに記してある。記事内では、自宅療養中のリアルな病状や治療過程、医者・保健所とのやり取りなんかも

          【ネタバレ有】「金色のガッシュ!!2」第1話の備忘録&考察

          少年漫画の金字塔、「金色のガッシュ!!(雷句誠/全33巻)」の続編が2007年の完結から約14年もの時を経て始動した。 その記念すべき第1話は、古参ファンの度肝を抜くには十分すぎる急展開を見せ、公開直後からTwitterにトレンド入りした。 ただ、旧ガッシュの本編しか読んでいない読者・主要キャラくらいしか知らず細かい設定を覚えていない読者にとっては「???」となる描写が多かったため、ガッシュ2の第1話における各描写に補足説明をし、第1話で出た謎を整理する。 物語は、少年

          【ネタバレ有】「金色のガッシュ!!2」第1話の備忘録&考察

          【漫画】2022年個人的に心に留めておきたい漫画のセリフ8選

          小さい頃からずっと漫画が大好きだった。漫画が好きな理由はいろいろあるけど、その中に「良いと思える台詞に出逢えるから」というものがある。 今回は数ある好きな漫画のセリフの中でも、自分の現在の状況に照らしたときに自分にピッタリだなぁと思えたセリフを8つ置いておく。 8つの内4つは台詞の紹介に留めたが、特に印象的だった台詞4つに関してはなんで自分に刺さったのかに関する説明も付した。 2022年は折に触れてこれらのセリフを思い出して諸々の困難に立ち向かっていきたい。 では行こ

          【漫画】2022年個人的に心に留めておきたい漫画のセリフ8選

          【備忘録】一橋MBAを終えて ―ケーススタディ企業一覧―

          こんにちは。 先日修士論文が完成し晴れて一橋MBAでの全課程を終えたので、教授に「う~ん、この修論はウンチ!w 留年!w」とか言われない限り卒業できそうです。 そこで、大学院生活の振り返りがてらこの2年間で取り組んだケーススタディの題材となった企業一覧を、大まかに戦略論・組織論・会計財務の3つに分類したうえでリストアップしておきます。 一橋MBAに興味を持ってる方や、一橋MBAの卒業生に「あぁこのケースやったわ」「こんなケースやるんだ」とか思ってもらえればと思います。

          【備忘録】一橋MBAを終えて ―ケーススタディ企業一覧―

          【2021総括】死にかけた(物理)1年

          「年を取ると言語化しなかった思考は消えていく」みたいなツイートを目にしたので、今年の振り返りと2022年の目標を雑に投げておく。 2021年は(生命的に)とにかく死にかけた1年だった。 それに伴い失ったものも多かったが、物事は表裏一体、手に入れたものも多かった。なので「失ったもの→手に入れたもの→来年の目標」という流れで今年1年を振り返る。 1.失ったもの①コロナ罹患による体力と筋力の低下詳しくは↓の記事を参照されたいが、僕は8月にコロナに罹患し、運悪く中等症まで悪化した

          【2021総括】死にかけた(物理)1年

          経営と政治の決定的な違い

          タイトルほど堅苦しい記事でもないし、気づきのメモ程度の短い記事なので気楽に読んでほしい。小難しい内容も含まない。 自民党総裁選の話題が盛り上がっている。コロナ禍という非常事態も相まって、次の総理大臣が誰になるかということについて平時以上に多くの関心が寄せられているように感じる。(ちなみにぼくの政治の知識は偏差値換算でたぶん2くらいしかない) 一方、こんな声を聴くこともある。 「最近は、東大生の中の優秀層が、官僚ではなく外資コンサルや投資銀行など民間企業を就職先に選ぶように

          経営と政治の決定的な違い

          【闘病記録】抜け落ちた15日間

          ぶちです。当方東京在住で20代半ばで大学院生をやっている者です。 実は、8月16日(月)に新型コロナウィルスデルタ株を発症し、8月17日(火)にPCR検査を受け、8月19日(木)に陽性判定が出ました。 そしてこれを書いている8月29日(日)時点で発症14日目ですが、まだ完治はしておりません。熱こそ平熱に戻ったものの、まだ自宅療養で厳重に隔離されて生活していますし(同居人である親の顔すら14日間見ていない)、筋力低下・思考力低下・体力低下・咳や倦怠感等さまざまな後遺症の予感

          【闘病記録】抜け落ちた15日間

          【キャリア】「大手はレールから外れた人材を嫌う」という先入観が完全に間違っていた話

          こんにちは。ぶちと申します。珍しく今日はキャリアについての話をします。 僕は少し前まで、よくある「ベンチャーは多様な価値観やレールから外れた人材を受け入れているし、大手企業は古臭い価値観で凝り固まっていてレールから外れた人間を嫌う」という二元論的先入観を持っていました。まぁ先入観といっても、ガチで強くそう重い込んでいたわけではなく「なんとなくそういうものなのかな」程度のものですが。 今回、転職先を探していくうちにその偏見が完全に真逆のものであるということがわかったので記事

          【キャリア】「大手はレールから外れた人材を嫌う」という先入観が完全に間違っていた話

          真面目コンプレックス【雑記】

          ぶちです。 皆さん、コンプレックスありますか? 容姿、学歴、収入、能力…誰しも何かしらのコンプレックスを抱えていようかと思います。 今日はぼくのコンプレックスの話をします。 それは、真面目コンプレックスです。 これはぼくが勝手に命名したものですが、今から説明する内容を読んでもらえれば共感してくれる人もいると思います。 ぼくは人から「真面目だね」とか「努力家で秀才だね」などと言われるのを酷く嫌います。そして才能とセンスで自分と同じくらいのパフォーマンスを出せる人に対し

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          経営学からダイパリメイクの3つの懸念点を読み解く【ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール】

          こんばんは。ダイヤモンドパール世代のポケモンファンが『ダイパキッズ』と揶揄されて久しいですね。 かくいう僕もダイパキッズの一人です。 ダイパが発売10周年を迎えた2015年ごろからダイパキッズたちは「リメイクはまだか、リメイクはまだか」と大合唱するようになり、少しでもシンオウ地方に関連する新情報があると「これはリメイクの伏線(キリッ」と鼻息を荒げてきました。 そんな高血圧なダイパキッズをなだめるかのように本日2/27(土)、遂にダイパのリメイク作品『ブリリアントダイヤモ

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          【止まらない風ぐるま/Little Parade】ひっそりとAqua Timezの続きの息遣いを聴く【アルバムレビュー】

          早いものでAqua Timezが解散してから2年以上が経つ。 解散したメンバーの中の現在は、楽器教室の講師・主婦・サラリーマンなどと様々だ。(ちなみに40代で民間企業にポテンシャル採用された元ドラムのTASSHI氏はマジで凄いと思う) そんな中、Aqua Timezのほぼすべての楽曲の作詞作曲を担ってきた元ボーカル・太志は、密やかにLittle Paradeという名義でソロ活動を立ち上げていた。 そのLittle Paradeの1st アルバムとなる『止まらない風ぐるま

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          バウムクーヘン大学院【2020年総決算】

          25歳にしてようやく、小さい頃から愛読していた『週刊少年ジャンプ』から、離れてしまった。かつては毎週必ず月曜の朝イチで購入し、全ての作品を隅々まで読んでいた。今では、人気の数作品だけを、SNSでバズった回だけコンビニで立ち読みする程度になってしまった。 けれども僕が『ジャンプ』を愛していることに変わりはない。 そんな『ジャンプ』擁する集英社に2005年で入社し、2018年で異動するまで13年間もの間、漫画編集者としてのキャリアを積んだ斎藤優氏が、自身のブログで漫画家を目指

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