不安感はそんなに消えないけれど、そんな自分も含めて、脳内で卵の殻に包む。
あえて、精神不安定な時に書く。
今までやったことのない試みだ。
ちょっとした打ち合わせがあり、まあ、離婚調停の弁護士との事前打ち合わせなのだが、それが終わり、家に帰り、ミスチルを聞いて寝転がる。
気持ちの不安定は、情緒は、いわゆる不安というものは、未来への恐れから来ている。
もしくは、過去の辛い思い出のフラッシュバックから来ている。
そんな時は、自分を無にする。
死なないように、バナナを頬張り、栄養を考えミルクを与えて、心を休眠させる。
僕には「今」しか、書けない。
頭の中には、「リスク」(人生におけるリスクと代償と得るもの)というテーマで書きたいというアイデアも、京都の貴船神社、出雲大社への旅行紀なども書きたいが、それはまだ書く時ではない。
ふと、音楽が流れてくる。
難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっと そっと 逃げ出したくなるけど
逃げ出したくなるけど?
高ければ高い壁の方が登った時気持ちいい?
いや、逃げ出したくなったら、登るのをやめて、逃げ出したいって言えばいいよ。
ストイックだったんだな、この頃の桜井さん。
こんな風に、不安定になると、斜に構えたり、人を批判したくなったりする。
だからこそ、心の中は穏やかに。
ざわつく心を受け入れて、深呼吸でもして、「生きている」ことだけに満足する。練習、練習。
刻々と時間は刻まれていく。
そろそろ、晩御飯を食べ、精神安定剤を飲む時間。
明日のことは考えず、明日の離婚調停のことは考えず、刻々と。自分を無に。
大丈夫。
深く呼吸をして、音に身を委ねて。
やり過ごす。やり過ごす。
不安感はそんなに消えないけれど、そんな自分も含めて、脳内で卵の殻に包む。
そんな時間も、認めてやる。
ふう~
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