ゴスペラーズの方ですか?
先日遭遇した女性の話をひとつ。
田舎から東京へ帰る為、ボクは高速バスの停留所でバスを待っていた。しばらくすると、女性が一人停留所にやってきた。
その女性は“ふくよか”という表現では到底コーティング出来そうもない、あり余る霜降り肉とパッションの所有者で、その眉毛の細さと体格から一見して常人の感性では決して辿り着けないであろう場所から世界を見ている方なのだということがわかる。
彼女はその能登半島と見紛うばかりの眉毛をさらに鋭角に尖らせながらあたりを見回して、おもむろにバッグ