【読書】モダンエルダー 40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方
以下の本を読みました。
「モダンエルダー 40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方」
年長の方と若手がシナジーを生み出す方法が学べる一冊です。
前回紹介した
「人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法」
と併せて読みたい一冊です。
本来は40代以上の方向けに書かれた本ですが、
将来どういうことで悩むことになるか予習できるという意味で、若いうちに読んでおく意義があります。
著者はAIが普及していく中では人間的な能力が残ると考えており、
「人間的な要因だけが自動化の対象にならずAIに置き換えられないものになる。」
と本書で述べています。
ソフトウェアではなくソフトスキルが重要になるとのこと
例えば「なぜ?」と疑問を持つこと
こうした好奇心はAIにはありません。
AIは推論や学習結果の「答え」はくれますが
「疑問」を持つことないですよね。
そして何よりコミュニケーションの部分です。
専門知識を専門外の人にわかりやすく説明したり、相手立場に立って聴き、話すこと
ここはまさにソフトスキルですよね。
こうした人間ならではの能力
AIで代替されない力は何か?
と考えるきっかけを貰いました。
また、年長者ほどソフトスキルに長けているとのこと
こうしたソフトスキルを生かして、これまでに培った経験や知識を、若い人と共有する大切さを学びました。
一方で若い人の方が最新技術に長けていたりしますのでお互い協力し合って互恵的な関係を築けるのが良いのだなと感じました。
最後に
良いチーム作りにはジェンダーや人種の多様性欠かせないという話を聞いたことがありますが、年齢に関しても多様性があるチームの方が良い結果を出せるのかな?と感じました。
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