シャリバンもデンジマンもゲッターロボもえん魔くんも、みんな空手の子|Report
ウルトラマンの生みの親である盟友 金城哲夫に誘われ、1964年『ウルトラQ』でテレビライターとしてデビューした上原正三。「ウチナーンチュを標榜してヤマトゥ(本土)で生きる、が僕のテーマ」と語っており、子ども向け番組であえて戦争や差別、公害などの社会問題を描いたため、反骨の人と受け止められている。だがそれは彼の一側面であって、おおかたの作品は良質なホームドラマやハートフルコメディである。
今回は、上原正三の作品に垣間見える手(沖縄空手)の片鱗を拾い上げる。
『紅い稲妻』は、