Don't Cry for Me Argentina アルゼンチン空手集成|Report
戦前の移住者の中の空手家
アルゼンチンへの集団的な移民は、1908年に日本からブラジルに向けた移民船の笠戸丸の780人のうち、160人がブエノスアイレスで下船したことが端緒です。移民数が増え始めるのは1913年以降ですが、ブラジル、ペルーに比べると数は圧倒的に少ないものでした。ただし、これらの国からアルゼンチンに流れてくる移住者が少なからずいたようです。
移民の中には沖縄で空手を稽古していた人が含まれていたことは、数々の移民誌や他の文献等で触れられています。アルゼンチンで