時々インドの昼下がり。
©️All photos taken by me.
それにしてもなぜ日本にはたくさんのインド料理店があるのでしょう?
それは日本人がインド料理が大好きだからに決まっています。。と思ったら
どうやらインドの人たちは日本でインド料理店を出すことが
アメリカン・ドリームならぬジャパニーズドリームなんだとか。
インド人だけでなくパキスタン人やネパール人シェフが
美味しい料理を作っていることもあるそうで、
「インドの味」をインド旅行せずとも舌鼓を打てるなんてありがたいことです。
最近気になるのは「ビリヤニ」のおいしい店。
「ビリヤニ」とは簡単に言うと南インド地方の炊き込みご飯のようなもの。
特殊な釜の中でスパイスやヨーグルト、魚介や肉と一緒に
蒸し焼きにするお米料理です。
味はとってもスパイシー、お米は細長いインディカ米でパラパラ。
白い米とすっかりイエローに変化したお米が混在。
この混ざり具合はシェフの腕の見せ所なんだとか。
ところどころクローブなどのホールスパイスが入っていて、
ごろりと蒸されたチキンがあり、生のレッドオニオンスライスやパセリ、
シャンツァイがトッピングされています。
書いているだけで口の中がスパイシーになってくるな笑。
ウィキペディアでおさらいすると、インド各地で作り方や材料も様々、
東南アジアや中東の国でも食べられているようです。
「ビリヤニ」が醸し出す異国情緒は、お皿にザバァ!っと
大雑把な感じでお米が散らばって
生タマネギのスライスもざっくり乗っかったところ。
大陸の向こうの感覚が見た目にもちゃんと味わえます。
豪快な感じがなかなか良いのです。
「ビリヤニ」がおいしい店はカレーもおいしい。
なんとなくそう思います。
銀座にある「ビリヤニ」専門店、
ハラル料理店でもあるので本場の人も多く来店していて、
料理が本当においしい。そしてボリュームもあり、器も豪華。
インド系ウェイターさんの彫りの深い目元がなんともエキゾチックだし、
白いシャツも肌の色とのコントラストがかっこいいのです。
↓ある日のビリヤニ。銀座にて。
汗が吹き出るほどスパイシーなので冬は薄着になれる格好で行く方がいい笑。
お米の奥にごろりとチキンが隠れています。
もうひとつ、最近発見した八重洲地下街にある店も
とてもおいしい店でした。この店はちょっと狭いので、
大荷物じゃない時に立ち寄るのがおすすめ。
検温、消毒後にテーブルへ案内してくれます。
プレートサイズが2種類あって少食なわたしでも完食できる量のものもありました。
↓八重洲のビリヤニ。カレーも美味しい。
食べきりサイズの小ぶりなビリヤニ。
スパイスは免疫力を高めるはず、
この時期にピッタリじゃないですか!。
以上。インド料理を堪能した日のことでした。
インドに限らず日本ではありがたいことに世界の料理が食べられるから、遠出が出来ずとも食べ物を楽しむ機会はありますねー。
もちろん食材を手に入れておうちご飯を作るのだっていいと思います。
ほんとうの旅はいつかきっと。
そんなことを思った2020年12月でした。