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Photo by
hatake_to_syoku
歌詞のあれこれ929 マイステージ
照り輝いた スポットライト
全然 似合わなくてさ
脇役とか モブ役とか
率先して なりきるのも嫌で
じゃあ何がいいのかと
自問自答してみるが
じゃあ何でそう答えるか
また問答無用で 謎が増える
ヒカリあれば 暗闇が起こる
常日頃に 巻き起こる いたちごっこ
カゲが生まれて 灯りを探す
常々 感じている おにごっこ
だからって 口が裂けても
言えない
だからって 口を割っても
言いたくはない
小さな小さな自尊心だとしても
輝いた 場所は
色濃く 真っ黒さを孕んで
操られて 演じるような
腹黒さが 透けて見える
一体どこが マイステージ?
消え去ってはくれないから
観客の前で 恥の上塗りをしていく
太陽の灯りが
焦すみたいに 集中砲火
観客たちの顔色を見て
やらないといけない 評価地獄
こうやって スポットライトなんて
当たらなくても 生きていける
だけど 日陰は住みづらいんだ
ちっとは 灯りに 導かれたい
だからこそ 口から出まかせ
だからこそ まじないにまかせ
大きな大きな傷跡を隠していくしか
このステージに居られない
輝いた 場所は
色が薄い 白さがかつてあった
自由な 束縛感が
ちょうど いいのに
一体いつのまに 他人のステージ?
黒子は案外気が楽そうで
気が気じゃないんだよな
照り輝いた スポットライト
全然 似合わなくてさ
断然 他の役者に演じてほしい
その希望は潰えたから
このステージで 踊るしかない
明らかに 下手を貫き通す やり方で
このマイステージで