陰キャが同窓会の代表幹事になって何か月も走り続けた結果
「バカとブスこそ東大に行け!」ではないですが、陰キャこそ同窓会の幹事をやったらいいと思う理由が、主に3つあります。
1.自分の性格のクセがわかる
こちらのnoteで、30歳になる年に、小学校のクラスの同窓会をしたことに少し触れました⬇
当時の私は「同じ地域で育った同年齢の仲間なのに、まるで異文化交流だった」「自分にできることとできないことがわかった」と表現しています。
まるで異文化交流
中学校では似たような子でグループを作るし、私は「お勉強」はできたので高校は進学校。大学は教育大で、職場は学校。
年齢を重ねるにつれ、自分がいかに限定された世界で生きるようになっていったか思い知ったのです。
私がみんなに「近況報告してもらおうか」と言えば、横に座っていたヤンチャ女子が「キンキョーって何?」と。言葉が通じない。
さらに私が「出席番号順で」と言えば、出席番号1番で立ち上がったオトナ女子が「質問形式にしてもらえたら助かる」と。
そうか、私が普段いる世界(教育業界)は、「何かしゃべって」と言えば喜んで(時に長々と)しゃべるヤツばっかりなんやな、と思ったのでした。
自分に「できること」と「できないこと」
私は、大それたことはできるけど、細かいことはわからないという、いいんだか悪いんだがわからない性格特性があることに気付きます。
オットリしてるけど仕切り屋さん、みたいな、教員あるあるな性格なのかもしれません。
私がボーッとしてる間にも、何かセカセカとすばしっこく空気が動いてる。多分、私の足りないところを陽キャ連中が埋めてくれてたんでしょう。
お互いを理解し、リスペクトし合うきっかけになったと思います。
2.実務はしっかりしている
正式な同窓会は、普段の飲み会などと違って、ノリだけでできるものではありません。
その点、陰キャは基本マジメなので、そういうキャラが1人でもいるといいかもしれません。
3.実はオールマイティー
男子の代表幹事が「〔ゆきわ〕さんを悪く思う人はおらんやろ」と言ってくれました。
私自身、クセが強くてプライドも高く、そんな気の強さが垣間見える性格なのですが、陰キャなので全体としては目立たないのです。
陰キャが幹事として名前を挙げておくと、大人しいめの子も参加しやすいかもしれません。
あと、陰キャは社交的ではないので、同窓会の参加率も良くないと思います。
幹事になっておけば、出席せざるをえないので、結果として、なんだかんだで楽しめたり、良い経験になったりするでしょう。
30歳のクラスの同窓会から10年。
40歳で、学年の同窓会をすることに。
30歳の時と違って、規模も大きいし、同窓会の様々な業務を、専門の業者さんにお任せしました。
でも、私が代表幹事と窓口幹事を兼ねて、ついでに言うと女子幹事をまとめて出し物もしたので、〔ゆきわ〕がめちゃくちゃ頑張ってるという印象を仲間に与えたのだと思います。
実際、普段の仕事も子育ても忙しい中だったので、けっこう大変だったのですが、サプライズで花束をいただきました(T_T)