今こそ修行僧(の精神)目指すときでは…?
物が高い、光熱費も高い、徴収される年金も高い…
一人暮らしと転職を同時に行って早数ヶ月ですが、生きることに如何にエネルギーが必要かを痛感する日々です。
そして自分は今、「並の収入を得る」ことを諦めて、書店員というハイパーやりがい搾取(主観です)だが、憧れてた仕事に挑戦中です。
一部囁かれている通り、生活保護の方がゆとりがあるのではないかと思う収入、苦悩の多い日々です。これが俗に言うワーキングプアというやつかとジワジワ思っております。
憧れていたとは言え、1から10までやりたい仕事かというとそうではなくて、慣れない仕事に頭がパンクしたり、個性ある先輩方に大なり小なり不安不満を抱いたり…ストレスもあります。
それを晴らすために遊んだり、買い物したりパーッと散財‼️なんてことも、収入や生活を考えたらもう出来ないし、それでは前職時代の元の木阿弥です。
そんな日々の中で思ったことが、「今こそ修行僧目指す時なのでは…?」です。
これまでのnoteで何度か書いていたかも知れませんが、自分は仏教が大好きです。
「生きることは苦しみであることを知り、万物への執着を捨て、究極の安らぎ(涅槃)を目指す(スーパーざっくり)」
自分は今一人、比較的質素な生活を強制的にすることになっていますが、実家暮らし前職時代の頃より体調が良くなってる気がします。
・〇割引も、そもそも買わなければ0円
・漠然とスタバに行くのではなく、「自分はスタバの何が好きなのか」を追求し、代替案を生み出してみる
(静かなBGMを聴きながらコーヒーを飲むのが好き→落ち着くBGMを掛けながら、家でまったりコーヒーを飲む)
・食べるものを変えることよりも、「胃を休める時間」を確保する(消化は物凄いエネルギーを使うため)
・お金を使うパーセンテージを100→0に一気に変えようとするのではなく、自身をよく観察しながら必要経費の設定・研究を繰り返し、無理なく節約を行っていく
私が初めて社販で買った本が教えてくれた、「低コスト」で生きるためのノウハウです。⬇️
個人的には、この本の内容にも「禅」を感じました。
何か小難しいことに執着するでもなく、無理なく質素に、整った生活を楽しむ。この本に出会えて、本当に良かったと思っております。
服も食材も、あるもので工夫し、使い切る。
お金の掛からない趣味、掃除や図書館、おうちカフェ(自分はスーパーの紅茶と食パン(六枚切り90円)買ってシュガートースト作ってますw)に興じてみる。
「質素倹約」に執着すると追い込まれてしまうので、最終週に「豪遊デー」を作る。
自分の場合、カフェで読書が好き→静かな空間で甘いものを食べながら読書が好きなので、持ち帰りでコージーコーナーのケーキを楽しんだり(誰にも邪魔されず、カフェ代以下でケーキが2つ食べれる❣️)、本の新刊を買ったり、美術館や博物館の気になる展示に行ったりしてます。
そして肝心の仕事中の試み。
最もストレスフルの緊張状態になっていると思われるこの瞬間、まず自分に染み込ませているのは「何もかもがご都合通りにはいかない」という真理。
嫌なお客にあった時、慣れない仕事にてんやわんやする時、必ず自分に向かって唱えてます。
他にも「人事を尽くして天命を待つ」…結果を求めて仕事をするのではなく、やれることをやった先は天の采配に任せる
和顔(笑顔を人に向けるというお布施)
「諸行無常」…この世に変わらないことはない、自分の軸がブレブレになった時は、今この瞬間、細やかに何もかもが変わって行くことを意識します(変わらないのは、宇宙の真理=法(ダンマ)だけ)。
宇宙という広大な真理から見れば、私たちや、取り巻く出来事は豆粒以下です。
これらの考えの参考になった本たち⬇️
これは有名かもしれませんが、最近の実践として、モーニングページも取り組み中です。
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で登場し、「書く瞑想」とも言われています。
自分の頭に浮かんだことを、そのまま書き出すワークです。
恥ずかしいことや嫌悪感のあることも含め、全て包み隠したり、ジャッジすることなく、ありのまま3ページ分書きます。何も思い浮かばない時は、「何も書くことがない」とひたすら書き続けます。
すぐに読み返したり、人に見せてはいけないのがルールです。
私は朝だけでなく、通勤電車や仕事の休憩時間、夜寝る前などに、「脳の排水」として書いてます。
最近は読書よりもハマりこんでいるかもしれないです(笑)
本物のお坊さんたちのような、慎ましい生活と精神からは程遠いですが、心や体調の波に振り回されることが減ったことや、過ごしやすい気候、ピカピカに掃除したキッチンの気持ちよさなどの「何気ないこと」に豊かさを感じることが出来るようになった気がします。
なんちゃって修行僧になれる暮らしも、なかなか良きです。