「意味のわからぬ200億」と「野党に望む選挙公約」
おやおや。
10月時点のマイナ保険証の利用率は4・49%。来年に紙の保険証が廃止されることは、だいぶ前から報道されているのに。この数字こそ国民のアンサーでは?
それでも方針を改めることはせず、来年12月2日から新規発行を停止するそうです。
廃止後も、現行の保険証は最長で1年間は使えます。そしてすべての利用者に資格確認書(有効期限は5年)が無償で発行される。しかし交付するためにかかる諸々の費用がなんと200億円を超えるとか。
増税だなんだと言っている状況で、わざわざこんなことをやる意味がわかりません。
従来通りに紙の保険証とマイナ保険証を併用することの何がダメなのでしょうか? もちろん現行のものに問題がないわけではない。でも、ここまでの大金を費やさなきゃ解決できないのかと問われたら。。。
マイナンバーカードもマイナ保険証も、使いたい人が使うことに反対はしません。持ちたい人は持ち、望まぬ人は持たない。それでいいじゃないですか。なぜ事実上の強制に近い政策を押し通そうとするのか。
マイナ関連事業を請け負った企業と自民党がズブズブなのかな、と疑ってしまいます。いつかのマスクの時みたいに。
いっそのこと、パー券の売り上げからキックバックされたお金を政治資金収支報告書に書かずに受け取った(=非課税の個人収入)全自民党議員の過去の裏金をことごとく洗い出し、これらの費用に充ててはどうでしょうか?
そもそも自分たちの収入や払うべき税金、経費の管理に関しては杜撰極まりないのに、マイナンバーカードに紐付けされた国民の個人口座の資産状況はしっかり把握したい。厳密に課税したい。こんな姿勢が受け入れられるとは思えません。
野党はぜひ「紙の保険証廃止の撤回あるいは延期」を公約に入れてください。頼みます。
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