「やれんのか、キンカン頭!」の教え
「どうする家康」見てますか?
私は見てません。しかし「本能寺の変」はチェックしました。
明智光秀が不憫です。主人公を務めた「麒麟がくる」と比べても仕方ないけど、ここまで差をつけられるとは。
「麒麟がくる」の信長は、誰よりも信じていた光秀に討たれるなら是非もなしみたいな感じでした。でも今回は「何だおまえか」と冷ややか。ただ「やれんのか、キンカン頭! おまえに、俺の代わりが!」は響きました。全身全霊を傾けた岡田准一さんの演技に拍手を送ります。
先日、光栄の歴史シミュレーションゲームでよく遊んだという話を書きました。
「三國志」シリーズと「水滸伝・天命の誓い」は数えきれないほどクリアしています。でも「信長の野望」は「全国版」と「戦国群雄伝」しかプレイせず、クリアしたのは前者のみ。
どちらも一定の条件を満たせば「本能寺の変」が発生します。起こしたことはありませんが↓で見ました。
もちろん信長が圧倒的に不利です。しかしやりようによってはどうも勝てるらしい。
面白い動画でした。ありがとうございます。
史実は諸説ありますが、信長方は多くても150人ぐらいで明智軍は13000? 生き延びるのは難しい。ただ信長の遺体と首が見つからなかったのも事実で、ゆえに様々な憶測が可能なわけです。
あと興味深いのは、信長が自ら弓や槍を手にして戦っていること。予想外の謀反に遭い、長年の苦労の末に手にした天下を一夜で奪われようとしている。そんな状況でも粛々とやるべきことをやる。勝てないとわかっていても。ただでは死なない。首も渡さない。
「やれんのか、キンカン頭!」はあながち荒唐無稽な創作ではないのかもしれません。そうは言わなかったにせよ、近い感情は抱いていたのでは? やれるもんやらやってみろ、思い通りにはさせねえよと。
粘り強く、自棄にならず、なおかつ潔い。そんな生き方をしたいです。