転生型RPGと全日本プロレス
”書店員界のケンドーカシン” ”読メフェイマス” ”「SUI」編集長”のY2K☮です。
今日もオススメ本の書評行きます!
「マンガ版・『好き』を仕事にして生きる」 宝島社
堀江貴文著、中野一気シナリオ制作、備前やすのり作画
ISBN:9784800287885 172P
noteから「マンガ感想文」というお題が出ているので、ちょうどいいなあと。これだってマンガですからね。むしろ一般書にありがちな冗長な部分をカットすることで(そこも読書の魅力ではあるけど)、マンガの武器である「伝えやすさ」を最大限に発揮している気がします。
(以下、読書メーターに書いたレビュー。一部改変)
この本のおかげで、書店でよく見掛ける「転生型RPG」というものに初めて触れられた。正直読まず嫌いで見下していた部分もあったけど、とんでもない。創作におけるひとつのフォーマットとして面白いし、けっこうシビアに腕を試される舞台だと思う。ちょっと書いてみようかな。メインジョブとサブジョブ。とりあえず肩書きを名乗り、「好き」をどんどん発信していこう。名著「ゼロ」でも語っていた通り、まずは掛け算ではなくイチずつの足し算。「好き」を突き詰めてより深く飛び込むことで、敵が少ないブルーオーシャンを見つける。そして最大の敵は「それお金になるの?」「いい歳して何やってんの?」という内なる他人の声かもしれない。結果にこだわって行動しないのはもったいない。なぜなら我々が生きる目的はあくまでも今を楽しむことだから。
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私の場合「妄想プロレスライター」という肩書きをここで使っているのですが、新日本プロレスについて書くことがどうしても多くなります。今プロレスがブームだと言われているけど、その実態はほぼ新日ブームですから。
もちろん私も新日本プロレスは好きです。しょっちゅう見ています。
でも実は全日本プロレスやノアも同じくらい好きなんです。
秋山準が全日本プロレスからレンタル移籍したことで、DDTにも関心を惹かれています。動画配信サービス「レッスルユニバース」ではノアもDDTも視聴可能ですし。なので、もっと新日本以外の団体の魅力もここで面白おかしく伝えていけたらな、と思っています。
あと小説家志望でもあるので「転生型RPG」というプラットフォームに飛び込んでみようと。これまでにもこのタイプの本が数多く出てますけど、ちょっとアプローチの仕方を変えるだけで、まだまだ斬新なものを創れるんじゃないかなって。夢が広がりました!