「リーダーの改革」に選手が応えた賜物
9年ぶりの日本シリーズ進出、おめでとうございます!!
第3戦はnoteを書きつつradikoで聴いていました。
大事なところで桐敷投手が2回無失点。どのイニングのどの局面で投げても素晴らしい仕事をしてくれる。まさに「スペードのエース」です。
最後の締めはもちろんセーブ王の岩崎投手。一打同点の走者こそ出したものの、きっちり抑えてくれました。さすがです。
実況のアナウンサーが彼のチェンジアップをストレートと錯覚し、球速表示を見てそれに気づくという場面がありました。解説の真中満さんも「わからないでしょ? それぐらい腕の振りが一緒なんですよ」と感心していました。150キロに満たないストレートと130キロ台のチェンジアップ。それでも強打者から三振を奪える。虎の守護神の真骨頂です。
3戦連続の逆転勝ち。カープは強かった。去年までのタイガースなら負けていたはず。先制されたら固くなって打てなくなり、ここぞという時にエラーで失点するのが常でした。
エラー自体は今年も多い。しかし決定的な場面でのそれは確実に減りました。中野選手の二塁コンバートと大山&佐藤両選手のポジション固定が功を奏した格好です。
打線も森下選手と新外国人ノイジーが加入し、木浪選手が「恐怖の8番打者」に定着したことで活性化しました。フォアボールを選べるようになったのも大きい。7回の追加点は、森下選手が満塁で見極めての押し出しでした。
そして気づくのです。これらの変化は、まさに岡田監督がチームへもたらしたものだと。阪神をこよなく愛するリーダーの改革に、選手たちがしっかり応えた賜物だと。
2005年の日本シリーズはロッテに4連敗。2014年はソフトバンクに1勝4敗。昨年日本一を達成し、パリーグを3連覇しているオリックスは間違いなく強い。でも今年の阪神はそう簡単にはいかないはず。
楽しみにしています。