自分の中の変化について③グルテンフリー
もうひとつ自分の中の変化は、先月から娘のアレルギー症状改善に期待をかけて始めた、娘の「ゆるグルテンフリー生活」です。これは給食などは気にせず食べさせますし、完全に小麦粉をやめさせるわけではないのですが、極力小麦の入っているものを選ばないという生活です。シチューやグラタンのホワイトソースに含まれる小麦や、パン粉は食べています。一方、家や外食で小麦のパスタや麺類はなるべく控えようと思いましたし、特にパン(強力粉)を避けるようにしました。理由は強力粉が1番グルテンの含有率が高いと見たからです。
娘は先月グルテンフリーを始めてから、給食以外ではほぼ小麦を取っていません。朝夕の食事は娘と同じものを食べるので、家族全員のメニューは基本的に小麦を使っていないものを選ぶようになりました。ですので私も一緒にグルテンフリーに近い生活を送るようになりました。
私はパンやスコーンが大好きだと思っていましたが、案外食べなくてもやっていけるのだと気づきました。パンは豆粉で作っている「ゼンブブレッド」を食べています。また米粉のパンも時々食べています。米粉パンは電子レンジで温めなければ食べられないのがネックですが、豆粉パンは常温で食べられます。どちらも小麦のパンに比べて割高になるのは仕方ないですが、小麦でなくてもパンを食べられるのは嬉しいです。
外食のランチでパスタを選べないのは少し残念ですが、この間「ファンケルブラウンライス」という、ファンケルが経営しているレストランへ行き、玄米でできたグルテンフリーのパスタを食べることが出来ました。娘も私も久しぶりのパスタにとても喜び美味しくいただくことが出来ました。小麦のようなもちっとした食感はなく、さっくりと切れる歯ごたえで小麦パスタとはやはり別物ですが、それでもおいしく食べられました。
こちらのレストランはグルテンフリーの玄米ブレッドも提供されます。ブルーベリーソースとクリームをつけて食べるのですが、デザートのように満足感の高いパンです。スイーツもグルテンフリーです。たまにパスタが食べたいと思ったらこういう選択肢もあると分かりました。イタリアンもリゾットを提供しているところもあります。ティラミスもスポンジ少な目クリーム多めのゆるグルテンフリーには嬉しいデザートでした。
家庭での食事も外食も少し選択肢は狭まりますが、美味しく食事を楽しめるのだと分かりました。
昔娘の乳児湿疹の原因を突き止めるためにグルテンフリーをした時は、とてもつらい気持ちで「早く2週間が終わってほしい」と毎日思っていた気がしますが、今回は以前ほど全然辛くありません。それに小麦を控えるようになってから、お腹の膨満感や便秘も少し改善されてきている気がするのです。何より食べた後のお腹の具合が違います。これは私には嬉しい気付きでした。
娘の鼻炎症状も、朝方は多少ありますが、学校へ行く頃には改善されるようになりました。グルテンフリーのお陰なのか、たまたま良くなった時期なのかはまだはっきりしませんが、娘もグルテンフリーを嫌がっていないようなのでこのまま継続したいと思っています。
グルテンフリーを始めるにあたって食事のメニューもご飯に合うものを考えるようになりましたし、おやつも変化しました。牛乳寒天やコーヒーゼリー(カフェインレス)、フルーツゼリーなどを作るようになりました。パンや小麦類の軽食を選べないので、糖質は、チョコレート、栗やイモ、米粉菓子(市販品)、もち、団子、フルーツなど。3食ご飯で生活で、おやつも「おにぎり」はさすがに娘も嫌がりますので、おやつは工夫が必要と思いました。
もう少しバラエティを増やしたいと思い、また手作りのお菓子をも作ってみようかなという気持ちになりました。
旅行先などではグルテンを気にせず好きなものを食べたいですが、そのためにも日々の体調を整え食を見極めていきたいと思うようになりました。
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