『シビル・ウォー アメリカ最後の日』『ぼくが生きてる、ふたつの世界』など(ネタバレあり)240930-1006
アレックス・ガーランド『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)
面白かった!!!!
凄惨な場面には似つかわしいポップな音楽の数々。ちょっとふざけている感じが、内戦とかアホらし……と思わせる。
結構絶望的な映画で、人が無慈悲に殺されるから絶望的なのではなく、人は常に自己中心的であるということが痛いほど伝わってくるから。
作中で唯一、リー・スミス(キルステン・ダンスト)だけは自己欲求と庇護欲との間に揺れ動き、最終的に後者をとってしまうため最低な形で死ぬ。
世の中で生き残る