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「昼休みの過ごし方」について心の中のイタリア人に聞いてみる



「レオナルドは、普段会社の昼休みはどうやって過ごしてるんだい?

やっぱり、エスプレッソを飲みながら同僚と談笑したりするのか?」


「違うよ、エバ。
(甘いなエバ、と言わんばかりに静かな笑みを浮かべるレオナルド)

僕にはもう何年も続けているとっておきの昼休みの過ごし方があるんだ。

まぁ、とりあえずエスプレッソ淹れたから飲みなよ。」


(そう言いながら、自分の分とエバの分のエスプレッソのカップを持って来て、エバの前に座り、片方をエバに差し出すレオナルド)



「じゃあ、僕のとっておきの昼休みの過ごし方を特別に教えてあげるよ。(わざとらしく厳かな雰囲気で語り始めるレオナルド)


いいかい、まず前提として僕の昼休みはきっちり1時間なんだ。


そこで、前半の30分をかけてランチをとる。30分かけると言っても、ずっと食べているわけじゃないよ。

職場から、徒歩で往復10分くらいのところにある定食屋に毎日通っているんだ。


職場と定食屋のウォーキングは、外の空気を吸いながら、その日の気候を感じたりして、リラックスすることに決めているのさ。

つまり、10分はウォーキング、20分は食事だ。そして、ランチは決まってラーメンかうどんを食べることにしているんだ。

なぜかというと、素早く食べることができて美味しいのに、お腹いっぱいになり過ぎないからね!

あとは、たった1時間しかない昼休みを有意義に過ごすために、メニューに迷う時間をカットしたいんだ。

僕はメニューに迷うとあれもこれも食べたくなってなかなか決められないし、

結局決められないから、あれもこれも食べて食べ過ぎちゃうんだよ!

hahahahahaha!!
(爆笑のレオナルド)

そして、職場に戻ってからの後半30分のうち、始めの15分はエスプレッソを飲みながら、ゆったりとYouTubeでキャンプの動画を観るんだ。

これが僕にとって最高のリラックスタイムだよ。(納得の表情で頷くレオナルド)

会社にいることを忘れて、まるで自分が森の中でキャンプをしているような気分になるんだ!

わかるかい?

そして最後の15分で仮眠をとる。
(机に突っ伏して寝る時の体勢をジェスチャーで表現するレオナルド)

昼休みが終わる頃にはスッキリ目覚めて、午後の仕事も頑張れるってわけさ!

これが僕のみつけたパーフェクトな昼休みの過ごし方だよ!!

どうだい??
聞いているだけでワクワクするだろ?

僕なんて、もうこの昼休みを数年続けているけど、毎日昼休みが楽しみ過ぎて、午前中は仕事が手につかないんだ!

hahahahahaha!!!
(ちょっと涙が出るほど爆笑するレオナルド)」




流石すぎるぜ、レオナルド。
君の昼休みはパーフェクトだし、休むことを考えさせたら君は天才だ。

練りに練られている。

しかも昼休みが楽しみで午前中の仕事が手につかないとは。

本当に恐れ入るよ、レオナルド。


自分もそれくらい会社の昼休みを楽しんでみたいものだ、ということで、昼休みにコツコツ読書でも始めてみるか、と考えてみる、

明日も穏やかな一日を過ごせそうな僕、江場。



※ちなみに僕はイタリアに行ったことないし、イタリア人の友人もいないけど、「小さな村の物語 イタリア🇮🇹」というテレビ番組が大好きで、イタリア人をとてもリスペクトしています。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

江場

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