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「趣味がない」を心の中のイタリア人に相談してみた


メーカー経理勤務、コミュ力爆高男江場です。


これと言った趣味が無い、という方はいるでしょうか?

心の中のイタリア人、レオナルドに相談してみましょう。



「これと言った趣味が無くて困ってるんだ、レオナルド。何か良いアドバイスあるかい?」



「おいエバ。

(これは困った、というように、大袈裟に両手で頭を抱えるレオナルド)

とりあえずエスプレッソ飲むかい?

(とりあえずエスプレッソを入れてくれるレオナルド)

さぁ、まずはこれを飲んで落ち着けよ、エバ。」



「いいかい、エバ。

趣味という言葉を大袈裟に捉えちゃいけないよ。君が楽しいものならなんでもいいんだ。

ここで言う「楽しい」っていうのは、なにもスポーツ観戦で興奮するような、アグレッシブな感情や、人生を懸けてのめり込んだり、何かを極めるようなことだけを指しているわけじゃない。


何も考えずに散歩して心や体を休めることや、静かに読書すること、家でのんびり映画をみること、美味しい料理を食べること、好きなファッションに身を包むこと、美しい景色を見るために旅行すること、ざっと挙げただけでも僕にとっての楽しい趣味っていうのはこんなにある。


正直、やりたいことがあり過ぎて、仕事をしている時間がもったいないくらいなんだ。

(ニヤリといたずらっぽく微笑むレオナルド)

そういえば、僕の家から見える夕焼けはとても綺麗でね。それが気に入って今の家に住んでいるんだよ。


西に見える美しい丘に静かに夕陽が沈んでいく時、空がなんとも表せない綺麗な色をするんだ。

オレンジのような、水色のような、紫のような、ピンクのような。

わかるかい?

それを見ながらワインを飲んでいるとき、僕はこう思うんだよ。

「あぁ、人生って素晴らしい」ってね。


これは僕のとっておきの趣味なんだ。


その後は決まって、ピッツァ🍕にビール🍺さ。

もちろん最高だよ。


今度うちに遊びに来ればいいよ、エバ。
明日だっていい。

夕陽が沈むのを見るために、夕方うちに集まるんだ。そしてワインを飲みながら一緒に夕陽を眺めよう。

きっと君も最高に気に入って、うちの隣に引っ越したくなるに違いないよ!

(あはははと、大きな声を上げて笑い、僕の肩を叩くレオナルド)」




君は相変わらず最高だよ、レオナルド。

夕陽よりも君の心が綺麗なんじゃないかな。
是非、隣に住ませてくれよ。


結局僕は「趣味」という大袈裟な言葉の何かが欲しいわけじゃ無くて、「日々のささやかな楽しみ」が欲しいだかのかも知れない。


ありがとうレオナルド。

とりあえず今日の帰りに、慣れないワインを買って、家で飲んでみるよ。




そう思いながらどんなワインが良いかスマホで調べているうちに、種類があり過ぎて結局何が良いのかわからなくなり、一旦ワインから撤退する、いつも考え過ぎな僕、江場。




※ちなみに僕はイタリアに行ったことないし、イタリア人の友人もいないけど、「小さな村の物語 イタリア🇮🇹」というテレビ番組が大好きで、イタリア人をとてもリスペクトしています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

江場

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