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#コラム
Lifestyle|フィンランドのクリエーター図鑑 〈04.トゥッティ・ブラウシュ〉
悠久の大自然に、豊かな生態系が息づく。スカンジナビア半島北部からコラ半島までの一帯は北ヨーロッパ最大の湿地帯。フィン・ウゴル語系の先住民族サーミ(Sámi)が伝統的に居住する文化圏としても知られています。フィンランドの最北、ラップランド地方もその一つ。サーミの人々は漁労や狩猟、トナカイ飼育を生業としながら、何百年にもわたって自然と共生する暮らしを続けていました。
中でも、ノルウェー国境に近い湖畔
ダラダラと話すことがコミュニケーションの基本
うちの子供が、中学生と小学生がいるんですが、この2人が仲が良くて。お互いに色々と話をしているんですが。バラバラで行動する時も、そりゃあるわけで、1日、別行動をしていたとしましょう。すると、その日、どうしていたかというのを、事細かに話しているんですよ。それが、朝起きて、歯を磨いて、その後に髪をとかして、というレベルで詳細に時系列で語っていくから時間もかなりかかるわけです。で、片方も、ふんふんと聞い
もっとみるLifestyle|フィンランドのクリエーター図鑑 〈03.アンネ・パソ〉
フィンランド中部の都市オウルから北東へ約20km。キーミンキにあるヤーリの森はベリーやキノコの宝物庫。この季節は運がよければ、メシマルヤと呼ばれるちょっと珍しい木苺にも出会えるかもしれません。国土の約75%が森林に覆われるフィンランド。人々の暮らしに森は身近な存在です。
この町を拠点にインダストリアルデザイナーとして活躍するのが、アンネ・パソさん。2006年にLovi社を創設し、アンネさんがデザ
苦労しなきゃ価値が無い、とかいう幻想
人間って、良くも悪くも習性の動物だと思うんです。とある行動パターンを続けていたら、それが当然のことになる。で、現代日本人は物心ついたころから学校に行き、卒業したら就職して働き、というのがほとんどでしょう。で、そこで植え付けられる一番の習性は「苦労」じゃないか、と思うんです。
嫌なことがあっても我慢する。ま、そのぐらいなら、そりゃ社会生活の中で多少は必要かなと思わなくもないのですが。これが「苦