「ぼくの世界」[2022年01月22日]ベーコンと経験論と合理論とライプニッツ
今日の数字:フランシス・ベーコンに関する「3158」
今日ぼくは、数字の「3158」を手に入れた。
ぼくは、世界に 56 ✕ 56 = 3136個のセルを並べた。
差分:22
累積貯数:26,794
昨日ぼくは本を手に入れた。
ぼくの最初の一冊だ。
手触りがとてもいい。
そして、ページを開いたときに気が付いた。
ぼくは、本を読む灯りがほしい。
そこでぼくは、ランプを創った。
これが2022年01月22日の「ぼくの世界」。
ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。
どうも、「N」です。
フランス革命から遡ること約200年前に『随筆集』が出版されました。
1597年だから、えーっと、16世紀の終わりです。
イギリスの哲学者にもう一人、ロジャー・ベーコンという人がいますが、この人は13世紀の人なので、もっと昔の人です。
フランシス・ベーコンというイギリスの画家もいますが、この人は20世紀の人で、画家ですから、全然別人ですね。
ちなみにこの人の絵は〈ぐんにゃり〉していてちょっと独特でございます。
この16世紀の哲学者フランシス・ベーコンさんは『イギリス経験論』の人です。
『経験論』の代表的な人はこのベーコン、そしてロック、ヒューム、バークリー。
ざっくり「知識や理性は最初っから備わっているんじゃなくて、経験が大事だよ」という立場です。
「帰納法」とかがよく引き合いに出されますね。
『経験論』と対比して語られることが多いのが『大陸合理論』。
フランスのデカルト、オランダのスピノザ、ドイツのライプニッツなど、主に大陸側の国々で流行ったので「大陸」がついてます。
ざっくり「人間には持って生まれた生得観念というのが大前提としてあるよ」という立場です。
「演繹法」とか「三段論法」とかと一緒に話題にされますね。
ところで、ライプニッツと言えば数学の教科書に出てきたような気がするような、しないような。
どうやら「微分積分学」を確立した人だそうです。
「N」は数学が大の苦手。
でも、今になればもっと身を入れて勉強したかった。
というか、勉強する気持ちに、なんでならなかったのかなぁ・・・と思い返しても理由が分からない。
マンガばっか読んでたからかなぁ。
そんな事を思うのも、今、YouTubeとか見ると、もう一度高校数学、いや、中学数学を勉強し直してみようかな、という気持ちになるからです。
ま、大人は大抵、みんなそうなんですけどね。
そして、子供たちに「勉強できるときにしときなさい!」とか言っちゃうんですけどね。
でも、大人になればなるほど、勉強って楽しくなるのはホント。
数学の美しさとロマン、今ならちょっとは解るかも知れないからね。
「ぼく」も学問と探求の楽しさが、いつか分かるといいな。
それじゃ、また明日。
■「ぼくの世界」のご案内
「数字」と「ドット」でつづるイラスト+エッセイ・シリーズ「ぼくの世界」へようこそ!
「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。
「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。
四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。
そして「N」が、今日の数字にまつわるちょっとした一言をしゃべったり、しゃべらなかったりします。
始まりはたったひとつの点。日々、数字を獲得してどんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。「ぼく」も「N」も試行錯誤中!!どうぞ、お楽しみに!