#カフェ
祓【2023/01/06】
今日はお休み。正月休みではなく、純粋に振替の休日。新年まだカフェに行っていなかったので、今日はカフェ初めの日にしようともとより決めていた。
でも今日は朝から元気の無い日ではあった。朝から無性に寂しいような心持になったので、早々に家を出ることにした。家にいると気が滅入る。
そもそも年が明けて仕事始を迎えた辺りからやけに不運が続いている。家でひどく頭をぶつけるし(まだ痛い)、やろうとしていた仕事が全
野菜ジュース【2022/02/19】
向こうから歩いてくる女性がまじまじと歩道の表面を見つめていたので、すれ違いざまに自分も確認すると、血飛沫のようにオレンジ色の液体が撒き散らされていた。近くには野菜ジュースの紙パックがペタンコになって転がっていたので、液体の方も野菜ジュースだろう。
数メートル近く飛び散った跡があるので、相当勢いよく噴射したのだろうな。ただ落としただけではあんなにはならないだろうから、自転車とかで踏まれたんかな。人の
今って2022年なのね【2022/01/29】
昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにを齷齪
明日をのみ思ひわずらふ
藤村の千曲川旅情の歌。
昨日もカフェに行ったし、今日もカフェにきてしまった。でも、昨日は珈琲で今日は紅茶だかし、昨日はグラタントーストを食べて今日はチーズケーキを食べているから、すこし違う。
小説家のプロフィールとかで、いまは川上未映子のことなのだけれど、19xx年生まれ、と書いてあるとき、いつも年齢
2018/10/13 (回想録 Vol.7: 或る喫茶店[2])
荒井由実の名曲の一つに、「海を見ていた午後」という曲がある。そこに登場するドルフィンというレストランの話。
根岸線根岸駅をおりると、小さなロータリーがあった。元町の繁華街からさして離れてもいないこの町は、遠く離れているかのように静かで、住宅街然としていた。
駐輪場の向こうには切り立った丘があった。崖はコンクリートで固められていて、その上には林とマンションが立ち並んでいた。人々の生活のただなかにあ