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今って2022年なのね【2022/01/29】
昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにを齷齪
明日をのみ思ひわずらふ
藤村の千曲川旅情の歌。
昨日もカフェに行ったし、今日もカフェにきてしまった。でも、昨日は珈琲で今日は紅茶だかし、昨日はグラタントーストを食べて今日はチーズケーキを食べているから、すこし違う。
小説家のプロフィールとかで、いまは川上未映子のことなのだけれど、19xx年生まれ、と書いてあるとき、いつも年齢を計算するために、まず2000-19xxをして、それに残りを足している。
川上さんって1976年生まれなので、2000-1976=24だから、年齢は24+10=30代半ばなのね、と思っていたのだけれど、対談のなかで40代を過ぎて、とか言っているのでよく考えたらもう2022年なのね。
いつまでも2010年代の感覚が抜けない。
2000年代は特に自分が物心がついたくらいの年齢で、ドラえもんとかの200x年の映画ドラえもんは○○みたいな印象が強く残っていて、そのすこしあとくらいだからいまは2010年くらいという気持ちが消えないのかもしれない。
あと、川上さんの対談を読んでいて、ふと思ったのは、俗に流行る文学って死と性が好きだよなぁと前から感じていて、
死も性も我々は存在はよく知っているけれど部分的にしか経験できていなくて、すべてを知ることはできないから、「知っている物の知らない側面」を描きやすいのかなぁという結論に至った。
それがいいとも悪いとも思わないけれど、人が物語の都合で死んだりセックスしたりしない小説のほうが真摯な感じがして僕は好き。
ちなみに今日は29日でにくの日なので、ハナマサのお肉の安売に出掛けてきた。カフェはついで。
ランチをしようと思ったけど、あまり食べたいプレートランチがなかったので、おやつになってしまった。