朝顔は水がほしいの?
2024.05.28
大雨警報発令のため、
臨時休校になった。
翌朝、"いつものように"教室から
朝顔の水やりの
ペットボトルに水を入れ、
自分の鉢へ向かう子たちに話した。
「『お水がほしい』って
言っているかどうか、
土をちょんちょん触って
朝顔に聞いてから、お水をあげよう。」
担任に聞いてみると、
水やりの指示を出したわけではなく、
"自主的に"水やりをしに鉢へ
向かったらしい。
「言われなくてもいつもやっている
ようにできる」
強みだと思う。
習慣の力だとも思う。
ただ、想像力がいるのではないか?
警報か出るほど雨が降った翌日に
水やりは必要だろうか?と。
「昨日は雨だったから、
水やりをしなくていいよ。」
そう言ってしまうのは、簡単だ。
私は、大人に言われた通りできる子を
育てたいのではない。
自分で
考え(大雨の翌日に水やりは必要?)、
体験し(土を触ってみると)、
判断する(水はやるべきなのか?)
のが、
これからの時代に必要な感覚
なのではないか?
そしてそれは、
子どもたちが6年間ほど生きてきた
中で、
まわりにいた大人がこういう時に
どんな風に関わってきたか?
そもそも、生き物を育てるという
生活経験があったかどうか?
が大きく関わってくるのではないか?
と思う。
おまけ
雨が降った金曜日の下校前も、
休日はきっと晴れるからと
水やりをさせる担任もいた。
それは、大人都合ではないか?