初九州・一人旅。 Day1~チキンな自分とギャル~
九州に行ったことが無かった。
だから、行こう。
そう決心したのが11月。
先に往復分の飛行機を取り、計画はちょこちょこ立てて行った。
①空港・機内
一年ぶりの飛行機にワクワク!✈️
空港もワクワク! しかし…人混みで疲れた😣
出発は午後。
お昼は空港のフードコートやカフェ、レストランどこも混んでいて、
「三本珈琲店」
というカフェに少し並び、入った。
オムライスを頼んだ。美味しかった~。
しかし混んでいて、さらに並んでいる方々も見えているので、早く食べなくては!という意識が働いた。
出発時刻5時間前に空港到着した私。(速すぎるやろ)
「47都道府県女ひとりで行ってみよう」
空港で読了。旅モチベを高めていく。
空港で働いている女性、皆綺麗だな~。
出発前。窓側の座席最高だぜ。
さらに機内で尾崎世界観の「苦汁100%」を読了。
日記をまとめた形式で、どんどん読み進められた。
尾崎世界観の世界観体感。快感。好感。感謝。
感性が完成。
読み終わったところでクリープハイプの曲を聴きたくなり、社会の窓と同じ構成、エロ、あたりを聴く。
そんなこんなで、夜空、窓から下を垣間見るときらめく色とりどりの光が。やった~!無事着いた~!
②九州(FUKUOKA)・着
宿(ゲストハウス)にチェックインし、夜ご飯を食べに出た。
本当は居酒屋で地元民と話すのが理想だったけど、散々居酒屋数件の道を歩き回るも、そもそもお酒があまり好きではないし弱いのもあり、勇気が出ないのもあって踏みとどまった。
そして若干の会話チャンスを淡く期待しながら近場の天ぷら屋へ。
40代前後の男性二人が離れて座ってただけでめっちゃすいてた。
③ギャル・リナちゃんの魅力
途中で20代前半であろうギャルと男が入店。こっからが面白かった。
私は終始無言だったが。
ギャル(リナちゃんというらしい)は声がめちゃめちゃ通るので3つ座席が離れていても会話が聞こえてきた。
リナちゃんは店員さんに
「ありがとうございます」「いただきます」としっかり言っていたりして、とても礼儀正しかった。
ギャルは礼儀正しい子が多い。
リナちゃんは「ご飯大盛で!」と言っていて、それもよかった。
張り紙に
「イカの塩辛あります。スタッフに声かけてください」とあり、
「すみません、イカの塩辛ください!」
と頼み、「美味しい~!」と言っていた。
私もその張り紙を見た時、食べたいと思ったが、店員に大きい声で注文するのが苦手なので言えなかった。(こういう所だぞ。)
その後、朝中国人に中国語でエレベーターで突っかかられ、
「めっちゃムカついた」
「エレベーターん中で戦争起きた」と話し、中学まで親がすごく厳しかったらしく、門限間に合わないと閉め出されたり、何度も吐いた、という空手を「辞めたい」と言っても辞めさせてくれなかったりしたらしい。
さらにリナちゃんの姉が19の頃、親に内緒で同棲をしていたら、バレて
「ぶん殴られてた」と話していた。怖い。
厳しい親、見た目的にギャルになったことは怒るのだろうか、とふと思った。
リナちゃんは自分を「上から7人目」と言い、一瞬耳を疑った。
何と、父親は違ったりするらしいが10人兄妹らしい。すごっ。
男は「えっ大家族やん」
「兄妹全員揃うことあるの」と聴き、一度だけあったらしい。
兄妹構成もまだ知らなかったり仕事内容を初めて知ったり、という会話を聴いていると二人はまだ仲良くなって間もないっぽかった。
終始会話は丸聞こえだったが、(リナちゃんごめんよ、そして勝手に楽しかったです、ありがとう)
リナちゃんの礼儀正しさや、はっきり喋るところ、元気で明るいところ、ムカついたことはワッと言うけど長々話さずパッと終わるところ、店員さんに難なく注文出来るところ、いいなあ、と思ったし、見習いたい。
会話が楽しいし、色んな経験もしているし、魅力的だ。
きっと隣の男もそう思っていたに違いない。
天ぷら定食を食べ終わった後、
「御馳走様でした」
と店主にはっきり伝えた。リナちゃんのはっきりした礼儀を見習って。
居酒屋入店をチキッてしまったが、良かった、天ぷら屋にリナちゃんが来店してくれたし天ぷら定食は美味しかったし。
いい旅にするぞ。