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アウトプットは今日から始められる[本:アウトプット大全(TALK編)]

アウトプットしていますか?

前回に引き続き、『学びを結果に変える アウトプット大全』について紹介します。

前回の記事で、アウトプットの重要性についての記事を書いてありますので、良かったら合わせて一読下さい。こちらではアウトプットの基本原則について触れています。


今回から3記事に分けて、本書にある「話す(TALK)」「書く(WRITE)」「行動する(DO)」について触れていきます。

第一弾は「話す(TALK)」です。

1.「話す(TALK)」には何が書かれているか

アウトプットの中でも「話す」ことについて、30のアウトプット術が書かれています。キーワード毎に分類すると20程度に分けられます。

アウトプットだけではなく、話し方等についても書かれていて、アウトプットをより強化するエッセンスが詰まっています。本や論文を引用していて、きちんとした根拠が書かれているので、信憑性は高いです。

実際に読んでみると、もしかしたら人によっては当たり前の内容が書かれているかもしれません。ですが、自分が実際にできているかどうか内省してみることが大事だと思います。

ここでは特に重要だと思ったアウトプット術として、「質問する」を選びました。

その他の内容が気になる方は本書を買って自分の目で確かめてみて下さい。

「話す」ことに悩んでいる方には、特に参考になるかと思います。

2.今日から始められるアウトプット

これから何かアウトプットをしようと思った時に、最初の取っ掛かりとして始めやすいのが「話す」です。

今までアウトプットをしなかった方にとっては、いきなり外部へ発信することは難しいかもしれません。

家族、友人、パートナー、同僚、…

誰でも構いません。普段身近にいる人とお話しをしましょう。これなら気軽にアウトプットできると思います。

その時に話すことは、インプットしたことについて話しましょう。

本、映画、勉強したこと、YouTube、漫画、…

色々あると思いますが、インプットしたことなら何でも良いと思います。

話すことで脳内の情報が整理され、記憶の定着に繋がります。誰かとインプットの内容を話すことで、何かしら返事が返ってきます。それがアウトプットに対するフィードバックとなります。

インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルが簡単にできちゃいます。

3.どのくらいの頻度でアウトプットをするべきか

本書には、

インプットした内容は、2週間に3回以上アウトプットすることで長期記憶に残りやすくなる

と書かれています。

例えば、プライムビデオで観た映画についてアウトプットするとすれば、

・Twitterにツイートする
・友人に話す
・noteに記事を投稿する

これで2週間に3回アウトプットしたことになります。

2週間に3回ならば、もしかしたら「話す」のアウトプットだけで達成できるかもしれません。(複数の別の友人・同僚に話す場合等)

アウトプットしている自覚がなくても、インプットしたことが長期記憶に残りやすい人は、普段から誰かと「話す」ことをしているのかもしれませんね。

このアウトプット方法なら、今からでも始められるのではないでしょうか。

そもそも「話す」機会を作ることが難しい方は、その他の「書く」「行動する」から始めても良いと思います。定期的にアウトプットすることが重要なのです。

4.アウトプット術「質問する」

本書では「質問する」の中でも2つに分けて書かれています。

・他人に質問する

・自分自身に質問する

誰かに対して質問をする機会はあると思いますが、自分自身に対して質問を投げかけているでしょうか。この2つの「質問する」について紹介していきます。

4.1.他人に質問する

会議や面談等、誰でも質問する場面があると思います。

質問はコミュニケーションをとる上で非常に重要です。質問する側は疑問が解決できる、質問される側はきちんと話を聞いてくれると喜ぶので、お互いにとって都合が良いのです。

ではどうすれば適切な質問をすることができるでしょうか。本書では4つの質問のコツが書かれていますが、その中の1つに

質問を考えながら聞く


と書かれています。

これを質問するぞ、と予め考えながら相手の話を聞くことが大事です。こうすることで、相手の話をより真剣に聞くようになります。

また、予め用意しておいた質問を投げかけることで、より良いコミュニケーションをとることができます。

数としては、3つ以上質問できるようにしましょう、とのことです。笑

なかなか難しいと思いますが、より多くの質問ができるよう、質問することを常に意識ながら聞きましょう。

4.2.自分自身に質問する

何かをする前に、自分自身に質問を投げかけることで、脳は活性化し、必要な情報を得ようとします。脳に備わっている「選択的注意」を利用した方法です。

どこに答えがあるかを、宝探しをしているかのごとく、見つけ出そうとするのです。

例えば、本を読む前に質問することで、必要な情報が入ってくるようになります。私が本書を読む前も、自分自身に質問を投げかけて読み始めました。

 ・なぜこの本を読もうと思ったのか
・この本から何を学びたいか

この2つの質問を投げかけ、3項目程、紙に書くようにしています。PCやスマホで入力するより紙に書く方が良いと私は思います。

インプットをする時に、質問に答えた内容を意識するようになります。学びや気づきを得る効率が上がりますよ。

これは勉強前や映画鑑賞前にも応用できます。

質問内容は自由にアレンジしてもらって良いと思います。

何かをインプットをする上で、自分はどうしたいのか、に注意を向けることが重要なのです。

5.おわりに

いかがでしたか?今回は話す(TALK)について紹介しました。

他にも色々アウトプット術があるのですが、ここでは割愛します。

アウトプットすることだけでなく、話すコツも学ぶことができるので、一読する価値はあると思います。

知識を得た後は実戦あるのみなので、どんどん話していきましょう。

次回以降「書く(WRITE)」「行動する(DO)」についても紹介していきます。

もし宜しければ『スキ』をお願いします!


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