マガジンのカバー画像

映画大学

653
映画には学びがいっぱい! 教育・家族・哲学・科学・テクノロジー・人権・歴史・お金・社会…。 本や講義と同じように、アカデミックに楽しむこともできるはず。 映画で得た知識や感動、情…
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

「カサブランカ」世界初の国威高揚映画は、名ゼリフの宝庫だった!

恋愛を描いただけじゃない。 国威高揚のトップをきった、レジェンド映画。 映画「カサブラン…

bitotabi
1年前
29

「ミスタームーンライト」あの頃4人に夢中だった。

ずっと、ずっと、ビートルズが好き。 映画「ミスタームーンライト」を鑑賞しました。 ビート…

bitotabi
1年前
19

「エンドロールのつづき」光を追いかけて

映写に魅了された少年の話 主人公のサマイ(9歳)は家族と訪れた映画館で、映写室からのびる…

松重ひろ
1年前
16

「ヘアー」早すぎて、遅すぎて。埋もれた名作。

当時を語るには遅すぎて、ノスタルジーに浸るには早すぎた。 午前十時の映画祭にて「ヘアー」…

bitotabi
1年前
18

ヒッチ・コックの「鳥」で、なぜ鳥たちは襲ってくるのか

画期的で伝説的な作品でありながら、 大きな謎はそのままである… ヒッチ・コックの名作パニ…

bitotabi
1年前
32

「イニシェリン島の精霊」とアイルランド内戦

映画「イニシェリン島の精霊」を鑑賞しました。 今作は、いわゆるドル箱スター俳優が出演して…

bitotabi
1年前
27

「回路」ネットホラーの元祖!”CSM”との繋がりも解説。

あの頃は、四角い箱が、怖かった。 映画「回路」を鑑賞しました。 黒沢清監督のホラー作品です。 ネット系ホラーの先駆け的な存在で、インターネットで起こる怪異が、世の中へ広がっていく様子を描いています。 ドライな雰囲気と、ジャパニーズホラーのジットリ感を合わせ持つ、不思議な作品。 その独特さから、公開から20年以上が経った今でも、結構人気が高いです。 なんと、人気コミック「チェンソーマン」でオマージュされているほど。 また、他にも人気漫画との関連が。 今回の記事で

「パーフェクト・ドライバー」

「パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女」を鑑賞しました。 「パラサイト半地下の家…

bitotabi
1年前
14

「ノースマン」これがハムレットの真実だ!

ヴァイキングによる、マッチョ過ぎる〇〇〇〇〇 映画「ノースマン 導かれし復讐者」を鑑賞し…

bitotabi
1年前
20

「フィールド・オブ・ドリームス」分かれば泣ける、超名作。

あの頃、嫌いだった親と、向き合いたかった人へ 映画「フィールド・オブ・ドリームス」を鑑賞…

bitotabi
1年前
24

「レディ・バード」誰でもあった。そんな時代。

注意を払うことは、愛情なのではなかろうか 映画「レディ・バード」を鑑賞しました。 2017年…

bitotabi
1年前
28

「ある男」~人間に貼られたラベル

 去年は、家に籠ることが多かったので、鑑賞本数が少ないですが、それでも観た邦画の中で、傑…

百日草
1年前
49

「母の聖戦」あまりにも残酷で恐ろしいメキシコ誘拐事件の実態

今なお、メキシコでは年間約6万件の誘拐事件が。 報復を恐れず 誘拐ビジネスの闇に迫った 勇…

bitotabi
1年前
20

「キラーカブトガニ」過去最強?歴代モンスターパニックと比較してみた。

恐い恐いカブトガニの話だぜ B級映画は最後まで観ることに意味があるんだぜ 映画「キラーカブトガニ」を鑑賞しました。 もう観る前から。 なんならあらすじを読む前から。 タイトルを知った瞬間から。 B級映画であることがガッツリわかってしまう作品です。 だって ”キラー” ”カブトガニ” ですもの笑 まさかカブトガニが人を襲うパニック映画が作られる日がくるとは…。 ある意味感動的です。 今回の記事では、そんな「キラーカブトガニ」の魅力をお伝えるとともに、これまで人