「カサブランカ」世界初の国威高揚映画は、名ゼリフの宝庫だった!
恋愛を描いただけじゃない。
国威高揚のトップをきった、レジェンド映画。
映画「カサブランカ」を鑑賞しました。
アカデミー賞作品賞を含む、3部門を受賞した作品です。
映画史に残る作品の一つで、白黒の1942年公開と、かなり古い映画です。
そのため、観るのに若干の抵抗やハードルの高さを感じてしまうかもしれませんね。
実際私もそうでした。今回が初鑑賞。
非常に楽しむことができました。
歴史的背景や、時代設定さえ掴めば、ほとんどの内容を理解しながら鑑賞できます。
また、映画ファンにはたまらないような、名ゼリフの数々もこの作品から生まれています。
ブログにて、「カサブランカ」で押さえておきたい時代背景と、名ゼリフなどの見どころを紹介します!
noteではあらすじと記事のほんの一部をご紹介。
STORY
このあらすじ、めっちゃわかりやすいなぁ。
ポイントは1942年公開
この映画を理解する上で最も重要なのが、1942年に公開されているという点です。
冒頭でもお伝えしている通り、「カサブランカ」はアメリカ人への国威高揚映画です。
というのも、アメリカが第二次世界大戦に参戦することになったのが1941年で、今作はその翌年に公開されたのです。
ではどういった設定になっているのか、もう少し細かく分解してみましょう。
主人公リック
主人公リックは、アメリカ人です。
そう、彼こそが、この映画における、アメリカを象徴する存在なのです。
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名台詞の宝庫
「カサブランカ」には、一度は聴いたことのある名ゼリフがいっぱいです。
上述の通り、脚本家が何度も変わっていることも理由のひとつでしょうね。
そんな昔のことは忘れたよ
昨日はどこに?
そんな昔のことは覚えてない。
明日はどこへ?
そんな先のことは分からない。
"Where were you last night ?"
"That's so long ago. I don't remember."
"Will I see you tonight ?"
"I never make plans that for ahead."
男なら一度は真似したことがあるでしょう…笑
君の瞳に乾杯
君の瞳に乾杯
"Here's looking at you, kid."
直訳は、君を観られることが幸せだよ。みたいな意味ですが、名訳ですね!
映画の中で5回ほど言います。
ユージュアルサスぺクツ
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感想
最後に私の感想を。
国威高揚
当時は参戦しないアメリカへの不満が世界的にあったので、この戦争がんばろうぜって意味をこめて作られた今作。
しかしながら、戦争を励行するのはややプロパガンダ的な怖さがありますよね…。
このあたりは、当時の人々にしか理解しがたいものなのかもしれません。
観てよかった!
名ゼリフの数々や、意外とわかりやすいストーリーがよかったです!
映画史に残る名作の一つですので、思い切って観てみてよかった。
確か今作のキスシーンは「ニューシネマパラダイス」にも使用されていたはずなので、あのエンディングを観るのがとても楽しみです!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「カサブランカ」、白黒で戦争要素が強いので、なかなか抵抗があるかもしれませんが、映画好きにとっては非常におすすめです!
名ゼリフの数々だけでも一見の価値あり!!