貧乏雄雌

貧乏雄雌

最近の記事

パリ五輪に「サッカー」で出場するドミニカ共和国代表とは

5月まで行われた、U-23アジアカップと大陸間プレーオフの結果 今年のパリ五輪に出場する16チームがすべて決定しました。 「男子サッカーの部」では予選から波乱がありました。 東京五輪金メダルのブラジル、東京五輪銅メダルのメキシコ、 リオ五輪銀メダルのドイツや 9大会連続出場中だった韓国が予選敗退となった一方で、 イスラエルが12大会ぶり3度目の出場、ウクライナが初出場を決めるなど 小さくないサプライズがありました。 そんな中でも、最大のサプライズは 「ドミニカ共和国」の

    • コパ・アメリカ2024に出場するパナマ代表とコスタリカ代表のメンバーまとめ

      コパ・アメリカ2024が始まりましたが メディアでパナマとコスタリカのメンバーについてまとめているところがなかったので 簡単にですが、まとめてみました。 まとめてみただけなので、特に雑感とかはありません。 「パナマやコスタリカのメンバーはどこに所属しているんじゃー」とか 「あれ、あの選手は呼ばれてないのか?」と思った方向けです。 パナマ今回のパナマ代表は25名でコパ・アメリカで挑むことになった。 大会直前に主将であるMFアニバル・ゴドイ(ナッシュビル/MLS)が負傷により

      • 2026年北中米W杯、北中米カリブ海地区2次予選組み合わせと個人的展望

        1月26日、北中米W杯の北中米カリブ海地区2次予選組み合わせ抽選が行われ、以下のように組み合わせが決定しました。 1回戦総当たりで、2024年6月に2試合と、2025年6月に2試合という かなり変則的な日程となっております。 重要なのは1回戦総当たりという点でホーム&アウェーではありません。 合計4試合しかないので一つの取りこぼしで状況が大きく変わってきます。 とはいえ、基本的には波乱が起きにくい仕組みにはなっています。 というのもpot1~pot3のチームはホームで格の

        • 6月15日に日本代表と対戦するエルサルバドル代表の個人的注目選手紹介

          6月15日の日本代表戦と6月20日の韓国代表戦に挑む、エルサルバドル代表選手23名が発表されました。 日本代表とは2019年6月の親善試合以来の2度目の対戦となり、韓国代表とは初対戦となります。 以前、日本と対戦した時のメンバーと比べると、かなり大幅にメンバーが入れ替わっています。 この4年間の間で代表監督がカルロス・デロスコボスからウーゴ・ペレスに代わり、ペレス監督になって以降はルーツを持つ国外出身選手に積極的にアプローチをかけてきました。 前回は5人だった国外組が、

        パリ五輪に「サッカー」で出場するドミニカ共和国代表とは

        • コパ・アメリカ2024に出場するパナマ代表とコスタリカ代表のメンバーまとめ

        • 2026年北中米W杯、北中米カリブ海地区2次予選組み合わせと個人的展望

        • 6月15日に日本代表と対戦するエルサルバドル代表の個人的注目選手紹介

          W杯予選が終わったので、今回は惜しくも出場権を逃したパナマ代表を紹介する

          W杯予選のプレーオフも全て終わり、出場32ヶ国が全て決まりました。(エクアドルの件はチリが上訴するかどうかによりますが) 北中米カリブ海地区からはカナダ、メキシコ、アメリカと 大陸間プレーオフを勝利したコスタリカがW杯に出場します。 そんな北中米予選で、コスタリカに次ぐ5位に終わったパナマ。 惜しくも2大会連続出場とはなりませんでしたが、今回は激しい予選を戦ったパナマ代表メンバーを紹介したいと思います。 ※1・・・予選期間中に移籍した選手は『所属』のところに「→」がある

          W杯予選が終わったので、今回は惜しくも出場権を逃したパナマ代表を紹介する

          カタールW杯北中米カリブ海最終予選、最終結果と雑感

          3月末にW杯予選の終盤戦が各地で開催され、北中米カリブ海でも最後の3試合が行われました。 そして最終的な順位はこのようになりました。 ということで 本戦ストレートインはカナダ、メキシコ、アメリカとなり、 大陸間プレーオフ進出はコスタリカとなりました。 メンバーの質や監督、それぞれの国のサッカー事情を踏まえても順当なチームになったのかなとは思いますが、カナダの首位突破は予想外でした。 あとはアメリカ、メキシコが思ったよりももたついていた印象もあります。 そんなわけで

          カタールW杯北中米カリブ海最終予選、最終結果と雑感

          異色の代表キャリアを持つサッカー選手達(北中米カリブ海版)

          「あの選手はどこの代表チームを選ぶのだろう」 気になった若手選手が、複数の国を代表できる権利を持っていたとき、こう感じたことはないでしょうか。 あの選手が〇〇代表を選んでいたらどんなキャリアを描いていたんだろうか もしかしたらW杯に出れていなかったかも もしくは逆にW杯で大暴れしていたのかも と色々妄想するのもサッカーを楽しむ要素の一つですね。 今回はそういった複数国籍を持つ選手の異色の代表キャリアを持った選手の中から、北中米カリブ海地区にルーツのある選手を紹介してい

          異色の代表キャリアを持つサッカー選手達(北中米カリブ海版)

          36年ぶり本大会が近づくカナダ メープル・リーフスが返り咲くまでの長すぎる道のり

          カナダが過去にW杯に出場したのは、1986年のメキシコ大会の1回のみです。 当時のW杯予選はCONCACAF選手権(現在のCONCACAFゴールドカップにあたる)を兼ねて行われていました。カナダは1985年の選手権で最終ラウンドまで進むと、1982年W杯出場国のホンジュラスと初出場を目指していたコスタリカとの熾烈な出場権争いを制して、悲願のW杯初出場を決めました。 当時はまだアメリカが強くなる前だったとはいえ、数少ない出場枠を奪い合う群雄割拠の地区。大会ごとに出場国が入れ

          36年ぶり本大会が近づくカナダ メープル・リーフスが返り咲くまでの長すぎる道のり

          カタールW杯北中米カリブ海最終予選 8節を終え、いよいよ勝負の後半戦へ

          各地で激戦が繰り広げられ、ヨーロッパや南米では既に出場を決めたチームも出てきつつあるW杯予選。 アジアや北中米でもこの11月で最終予選の半分を終え、1月からいよいよ勝負の後半戦となります。 現在、北中米カリブ海予選は8試合を終えており(全14試合) 順位は以下のようになっています。 以下、カナダ・パナマ・コスタリカ・ホンジュラス・ジャマイカ・大陸間プレーオフに関する雑感のようなものです。 快進撃続くカナダ 36年ぶりの夢舞台に前進 8試合を終えて、なんと無敗で首位

          カタールW杯北中米カリブ海最終予選 8節を終え、いよいよ勝負の後半戦へ

          W杯北中米カリブ海予選 2次予選までに姿を消した猛者たち

          現在アジアと北中米カリブ海地区でW杯は最終予選に入っていますが、最終予選に駒を進められませんでしたが、ポテンシャルを秘めていたチームがいくつかありました。 アジアでも前回最終予選進出国であるウズベキスタンやタイなどの実力国が2次予選敗退の憂き目にあいましたが、その一方でフィリピン、パレスチナ、タジキスタンらが健闘を見せて今後の発展が楽しみなチームがあったのも事実だと思います。 それは北中米カリブ海地区でもそうで、2次予選までに姿を消した好チームがいくつかあります。 今回

          W杯北中米カリブ海予選 2次予選までに姿を消した猛者たち

          カタールW杯北中米カリブ海最終予選 3節を終えて

          W杯予選もいよいよ佳境。アジアと同じく北中米カリブ海地区でも最終予選に入りました。 この地区の最終予選は、今までは予選を勝ち抜いた6チームによる3.5枠をめぐる戦いでしたが 今回は同地区のFIFAランキング上位5チームとそれ以外のチームによる予選を勝ち抜いた3チームで行われます。 その結果、今回の最終予選進出チームは ランキング上位5チームである メキシコ、アメリカ、コスタリカ、ジャマイカ、ホンジュラス 予選を勝ち抜いた3チーム パナマ、カナダ、エルサルバドル

          カタールW杯北中米カリブ海最終予選 3節を終えて