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虫歯は食習慣で予防する

虫歯は、歯磨きだけでは予防できない。
この事実を知らない人は多いと思います。

私は大事にしてきた歯を1本犠牲にして、この事実を身をもって思い知ることになりました。

私に何があったのか。
子どもたちにはどういう対策をしているのか。
記念すべき11月8日いい歯の日に残しておきます。

喉ケアの代償になった私の歯

それは私が大学4年生になり、研究室に配属された直後の話。

それまでは講義がある時間だけ大学に顔を出していましたが、研究室に配属されてからは会社と同じように、定時内はずっと大学にいるような生活になりました。

研究室では自分の机を与えられるので、文房具をはじめ、お菓子など自分が好きなものを置いておくことができるようになりました。

当時のマイブームは一人カラオケ。
講義がない時間はささっとカラオケに出かけていました。
(ちゃんと研究せんかい)

季節の変わり目だったからか、喉の痛みが続いていたんですね。
季節が完全に変わるまでカラオケを我慢できなかった私は、のどあめを口にして喉をケアすることにしました。

自分の机にストックしておけば、いつでも舐めることができます。

当時の私の食習慣はこんな感じ。
7時:朝食、9時:飴、11時:飴、12時:昼食
14時:飴、16時:飴、18時:夕食、20時:飴

最低でも1日に5個は飴を食べていましたね。
その生活を続けて数ヶ月も経たない頃です。

口の中に違和感を感じて吐き出してみると、そこには真っ二つに割れたでっかい歯。
そして歯茎からは、神経さんもこんにちは。

激痛に耐えられず、翌日歯医者さんへ駆け込みました。

健康な歯を保つポイント

「ちゃんと歯磨きしてるのになぜか歯が突然割れた」と言い訳する私に、先生は優しく教えてくれました。

虫歯は歯磨きではなく、食習慣が原因の場合が多いんです。
「虫歯は食習慣」、「歯周病は歯磨き」が原因となることが多い。
食事をすると口の中が酸性になって歯の表面が溶けます。
その後、唾液の働きで口の中を中性に戻したり、再石灰化といって溶けた歯の表面を形成します。
例えば、食事や晩酌をだらだらとしたり、間食が多いと虫歯になるリスクが高まります。
歯が溶けるスピードに、再石灰化が追い付かなくなるんです。

優しい歯医者さん

完全に心当たりがありました。
最近、飴を舐めている時間が増えました。

しかも、のど飴の効果をなるべく持続させようとして、ほおの内側と歯の間に飴を隠す「ちびちび溶かす作戦」で私の口の中は常に酸性になっていたのです!
(ドケチ根性発揮すな)

完全にやってしまいました。
歯に悪いことしかしていません。
喉のケアしていたら歯にダメージを与えていました。

ちなみにこの飴、ノンシュガーです。
イェスシュガーだったら歯10本は持って行かれたでしょうね。
(有糖って言え)

歯磨き粉デザート事件

この反省を活かして、子どもたちにはだらだらと間食させないようにしています。

普段のルールとしては、
・おやつの時間にお菓子を1個だけ。
・ジュースは買わない。

もちろん、特別な日は自由にさせています。


歯磨きもしなくていいわけではないですよね。
毎回「しあげはおとーうさーん♪」を口ずさみながら、簡単にですが仕上げ磨きをしています。

ただし、歯磨き粉は使っていません。


あれは何年前のことだったでしょうか。
フッ素もキシリトールもばっちり入ったぶどう味の歯磨き粉を、長男と長女がふざけてデザート代わりに完食していました。

怒り心頭のママに忖度そんたくするかたちで、結局何年も歯磨き粉を買わずじまい。
子どもたちは面倒なようで、朝の歯磨きはしていません。
(好きな子ができたら率先してやるようになるでしょう)

それでも子どもたちを歯医者に連れて行くと、
「綺麗な歯だねー」と褒められます。

歯磨きや歯磨き粉が大事でないわけではありませんが、とにかく食習慣を守ることが子どもを虫歯から守ることにつながると言えそうです。

ママ友の子どもは癇癪かんしゃくがひどく、なだめるために飴を与え続けたせいで、子どもの歯をボロボロにしてしまったと後悔していました。
お菓子ではなくおにぎりにしたり、夕食の時間を早めるなど、別の対策を考えたいですね。

他にも、ちゃんと歯磨きをしているのに虫歯になったと嘆くママを何人も見てきました。
子どもはいくらでもお菓子やジュースを欲しがるものです。

家庭で食習慣のルールを作り、守ることが大切ですね。

<今回のポイント>

  • 虫歯は、歯磨きだけでは予防できない

  • 子どもの虫歯は食習慣で予防する

  • お菓子やジュースをだらだらと食べさせない

今回の記事で、子育てと気楽に向き合えるパパママが増えてくれると嬉しいです。

またねー。
ベテランパパ

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