依存と執着
今回の記事は『依存』と『執着』について。
皆さん人生一度は何かに依存したり執着した経験はあるのではないでしょうか?
私も過去に自分を見失ってしまうぐらい恋愛に依存した過去があります。
『依存』や『執着』を手放す方法について私なりの考えを記事にします。良かったら最後まで見てください。
『執着』と『こだわり』の違い
まず初めに、『執着心』とは何か?
何かを失うことを恐れるあまり、しがみついている心のことで「執着心が強い人」物や人に対して必死にしがみついている有様のことを言います。
私達は普通では中々手に入れることが出来ないものや、苦労してやっと手に入れたものに関しては手放したくない気持ちが強く、それを失いたくないがために必死に守ろうとするものです。
『こだわり』とは何か?
こだわり、を別の言葉でいえば「創意工夫」である。
現状のやり方に満足してしまうのではなく常に創意工夫を巡らせてより良い最善手を追求し続ける。たとえばラーメン屋の店長はよりおいしいラーメンの味を追求し、よりお客さんにとって利便性の良いサービスを考え続けるというイメージです。
そして、こだわりは自分の世界だけで完結する。だから自分の仕事や勉強、より良い人生論については徹底的にこだわり、そしてそれを継続する意識を持つこと。
『依存』と『執着』を手放す方法
次に『依存』『執着』を手放す方法について。最初に少し触れましたが私は過去に大恋愛をし恋愛にものすごく依存しのめり込んだ経験があります。その当時の自分を振り返ると物凄いエネルギーだったなと思いますし、こんなに人の事を好きになれるんだなと自分でもびっくりしました。そして明らかに自分の感情が成長した事も実感できましたし、一番はそこまでのめり込める恋愛ができた相手に感謝しています。私のエネルギーを受け止める方も気が気じゃなかっただろうなと思います。恋愛はやはり相手ありきなので、その経験は財産だなと思います。
恋愛、ギャンブル、アルコール、宗教、など人生一度は何かに『依存』した経験は皆さんあるのではないでしょうか。私なりの『依存』『執着』を手放す方法についてご紹介します。内容は間接的な行動ではなく内面にフォーカスしています。
① 現状を理解し自分と向き合う
まず一番大切なステップです。『依存』している現状を理解し、その上で自分と向き合う事から始めます。ネガティブな感情が執着を招きます。なぜ自分はここまで『依存』してしまっているのか?育った環境含め、どんどん掘り下げて自分と向き合ってください。
② 後回しにする癖を身に付ける
『依存』や『執着』をしてしまっているときは大体、勝手に思考がそっちに傾いてしまいます。
無理に考えないようにするのは逆効果です。思考の優先順位を変える事がポイントです。
とりあえず一回仕事してから考えよう、愛犬の散歩してから考えよう、好きな本を読んでから考えよう、ワインの勉強してから考えよう、どんどん後回しにすると人間の脳は自然と考えなくなる生き物だそうです。
③ もっと依存する
今よりもっと依存するように自分に言い聞かせる。この方法はダメだとわかっている事程やってしまいたくなる人間の原理を逆手に取る方法です。まだ、いける。もっとのめり込もう。と自分に言い聞かせると人間の防衛本能が働くそうです。因みに私は防衛本能が備わっていないのか、この方法は逆効果です。笑
④視野を広く持つ
『依存』や『執着』を手放すにはやはり、長期戦です。時間がかかる事を前提に視野を広げ自分を好きになる努力をすべきです。何かに『依存』したり『執着』してしまう、ほとんどの原因はやはり自分にあります。ですのでここで①で紹介した自分を掘り下げ向き合う事がとても大切になってきます。自分を好きになる上でまずは自分を知り、依存している自分を受け入れる事が大切なスタートラインです。
最後に
何かに『依存』したり執着してしまう経験は私は誰しもあると思っていますし、人によってレベルや内容が違えどいつだって起こり得ると思っています。
そして、私は何かに依存したり執着する経験は人生において凄く重要な経験だと思っています。
もちろん依存内容や、向き合い方にもよりますがそこから学べる事は沢山あります。「なぜ、依存してるんだろう?」この疑問がポイントです。
何故?をどんどん掘り下げ、自分と向き合い自分を知るきっかけにする、そこから自分という人間を好きになる努力をする。この思考作業を繰り返します。
振り返れば、何かに「依存」してしまっている時は大体、自分の弱さや教養のなさ、自分に足りない物が多い時がほとんどです。自分を幸せにできる人間は自分しかいません。
私が『依存』『執着』しそうになった時は、自分を見つめ直すきっかけにしてそのエネルギーの矛先を仕事に向けたり、趣味に向けたり、自己成長、心の成長に繋がるような経験や体験、挑戦を進んでするようにしています。そうやって自分の視野を広げる努力をしています。
最後まで見て頂きありがとうございます。この記事が誰かの役に立てればと思います。
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