自己と向き合う 〜本気のゲーム〜
2回目の休職を経験して
色々な形で自分と向き合ってきた。
1回目の休職期間は約2ヶ月。その時は自己と向き合う事はせず「早く戻らなければ」という気持ちで復職。
そこから約4年後、再発し症状は格段にレベルアップ。休職してちょうど6ヶ月が経過。
最初の3ヶ月は絶望の日々。これからの人生を見つめ直す絶好のチャンスなのかもしれないと、今になっては思う。
妻のすすめもありTwitterをする事に。
SNSに全く無関心だった自分がやるとは…
メールとかLINEとか、言葉を打つ作業が本当に億劫だった。
1年前の自分じゃ考えられない。
元々、文章を考えるのが嫌いだった。
最初は
「な、なんで今、辛い時にSNSしなきゃならないの…?」
と思ったけど…
今となってSNSは自分にとってプラスだった。
精神疾患の情報だったり、リワークの事だったり、Twitterをしていなければ、今の自分はいない。
色々な方に
「ありがとうございます」と言いたい。
そのまま何もしていなければ、きっと
暗い闇の中をまだまだ彷徨い続けていたと思う。
SNSを褒めちぎるわけではない…笑
そこにはSNSを利用する上で「自分ルール」を作り、上手く付き合っているんです。自分の負担になっては本末転倒になってしまうから。
自分とSNSとの付き合い方は
これから投稿する時にでも綴ろうかと…。
リワークでは心理的なプログラムから、ビジネススキル的なプログラムまで受けて色々な自分を客観的に捉える事ができているし、今も継続中。
長所も短所も、自分に足りない物は何なのかも少しずつ理解している。
短所の中にも長所があるし、長所の中にも短所がある。まさに表裏一体。
人生の中で1番、今は自己と向き合っている。
そしてさらに深掘りして行く。
こんなに休める期間なんてそう無いから。
自己と向き合う分、負荷もかかる。
それは自分の対処法でカバーしていく。
ある時、主治医からこう言われた。
「人生ってさ、ゲームみたいなものなんですよ。相手がレベル50で、Kuma56さんがレベル20だとしましょう。レベルが上の相手と対等になろうなんて思わなくて良いんです。だって相手の方がレベル高いんですから。ゲームの中で勝とうと思っても難しいでしょ?自分のレベルを少しずつ上げていけば良いんです。自分のレベル上げの事だけ考えて、他の人のレベルなんて気にしなく良いんですよ」
よく例え話をして下さる先生で、信頼もしている。
その理屈は頭でわかっていても、自動思考が邪魔をする。他者と比較し、自己嫌悪を繰り返して深い谷に落ちて行く。
自分はこれから先の未来、「自分」として、どういう人生を歩んでいきたいのか。
自分と家族が幸せになるためには、どの様な選択をすれば良いのだろうか。
思考を巡らせる日々が続く。
「人生はゲームだ」と捉える人もいる。
リセット機能は無いが、再起動や修正は途中からでも全然可能。
「シュミレーション仮説」という言葉があるように、「ゲーム」として捉えた方が気が楽かもしれない。
過ぎた「過去」は変えられない。
それは今「現在」には存在していないから。
でも、人の「記憶」という場所にはちゃんと存在している。
時には鮮明に。時には曖昧に。
それが今現在、積み上げられ「自己」を作り上げている。過去は過去として、受け容れるのは容易では無い。ただ、受け容れられなくても良いから
「今現在」と「これから先の未来」に意識を向けていたいと思う。
話は戻り
「シュミレーション仮説」を肯定する根拠もなければ、否定する根拠も無い。ただ自分が
「生きやすい」
視点で捉えて、利用するだけだ。
利用できる解釈や思考は、
良い意味で利用すれば良いと思う。
自分と向き合うのも、
先の未来を思う事も、
数々の選択をするのも、
「ゲーム」として捉える。
決して「遊び」として捉えているわけでは無い。
この世界は
超本気の「ゲーム」なのかもしれない。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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