【多職種連携における”承認”と”アンコンシャスバイアス”について】理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向けの病院リハ科での研修実施報告
2月16日は、神奈川県相模原市にある、医療法人財団 愛慈会 相和病院のリハビリテーション科で、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・事務員の方々向けに、
多職種連携における”承認”と”アンコンシャスバイアス”について、臨床業務前の貴重な1時間を使わせていただき、研修を行ってきました。
相和病院での研修は全3回することになっており、本日は2回目の実施でした。
1回目の研修の様子は↓
相和病院のホームページは↓
今回は、多職種連携を円滑にするという研修全体のゴールに向けて、
・コーチングスキルの承認の概要とワーク
・アンコンシャスバイアスの概要とワーク
・承認×アンコンシャスバイアスをどのように多職種連携に繋げるかの行動宣言
について、皆さんと一緒に楽しく学んできました。
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最初の承認のグループワークでは、
・承認をする
・承認を受け取る
を実践していただき、あちこちから、
歓声が上がっていました!
何より素晴らしいと私が思ったのが、
少し聞き耳を立てて、お互いに承認し合っている様子を見ていると、
承認の内容が、とにかく具体的である!ということです!(素敵!!)
つまり、お一人おひとりが、それぞれのスタッフのことを普段から良く観察し、理解しているからこその内容なんですよね。
そして、私から、承認に関して、あるマル秘の(笑)スキルをご紹介しました。
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後半は、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に関して、
その概要と、こちらも2つのワークを取り入れながらお話ししました。
本日、繰り返しお伝えしたのは、
アンコンシャスバイアスがあること自体は、良いとか悪いとかの話ではなく、
大事なことは、アンコンシャスバイアスを一人ひとりが多かれ少なかれ持っているということに気づくということです。
そして、アンコンシャスバイアスを人との対話で感じたら、
実は、それは、
「その人が大事にしていることや価値観を知れるチャンス」
に繋がることもお伝えしました。
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多職種連携において、今回、一緒に学んだ、
・承認
・アンコンシャスバイアス
は、多職種と対話を進めて、共通の目標である、
「患者さんのために」
を体現するための有用な考えとなりうると、私自身、理学療法士として20年近く様々なフィールドで現場を体験しているので感じるところがあります。
この辺りが、コーチング×理学療法士として、私が現場の多職種連携をもっと円滑にしたい組織の方々と一緒に考えることができることに繋がるだと、改めて思いました。
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そして、最後には、チェックアウトとして、
承認×アンコンシャスバイアスを、どのように多職種連携に繋げるかの行動宣言を、
お一人ずつ全体に向けてシェアしていただき、それぞれに対して大きな拍手が巻き起こり、
あっという間の、そして、盛沢山な60分の時間を共有しました。
本日、業務の途中や終わりに、お互いに、設定した行動宣言に対して、
どんなフィードバックや承認や、新たな気づきが生まれるか楽しみです♫
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、、、言語化してスッキリ☆☆
今、私は、コーチング×理学療法士×チームビルディングとして、医療介護施設での研修に力を入れていきたいと思っており、
本日のようなご依頼をいただけて、とても幸せです。
今回のように、1時間の開催や、複数開催など、ニーズを聞きながら進めることができますので、
このような研修に興味のある方は、お気軽にご連絡ください♫
さぁ、研修講師としても私らしくガンバルンバ💪
※病院名を出すことや、写真を掲載すること先方に許可をいただいています。
20年で12,000人のリハビリを担当する現役の理学療法士でありながら、600時間以上の個別セッションと、病院・介護施設向けの企業研修100件以上の経験を持つコーチの山田真伸の
リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)リーダー向けコーチングセッション
病院(リハ科)、介護(訪問看護、訪問リハ、通所リハ)事業所向けカスタムメイド式の企業研修
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