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「誰もが研究者」であれる。研究計画書を一緒に作ってみる、「研究室」始めます。


「たたかう研究室」立ち上げます。

僕は20代の終わりに5年半新卒で勤めた会社を辞め、大学院留学に行くことを決めました。今は博士課程の2年目に突入し、研究の面白さと難しさに向き合っています。

研究は、めちゃくちゃしんどいこともありますが、その分、面白さもひとしおです。

自分の「学び」観は大学院に入ってからの数年で大きく変化しました。

それまでは受け身だったり、知識を頭に詰め込むような学び方が中心でした(知識自体はとても価値あるものです)。

研究を通して、これまでの人類が積み上げてきた「知」を読み解き、ぐっと深くまで潜り、新しい知を生み出したりする行為を通して自分自身も変わっていくような「学び」方へと変わってきた感覚があります。

そう、学びにも色々な形があるんです。

一方で、「探究」という言葉こそ一般的になってきたものの、「研究」という営みそのものが、まだまだ多くの人にとっては難しく、とっつきにくいと感じるようなものなんじゃないかなと思っています。

たしかに「研究」を、実験してデータを集め論文を書く、というような狭義の形で捉えると、難しいのは事実ではあります。

ただ、自分なりの問いを立て、議論や対話を重ねながら様々な角度から深め、主張を磨く。

そのような行為は色々な面で役立つ営みであり、一生自分を助けてくれるようなスキルであると思います。

自分は大変なことは色々あるものの、恵まれて今大学院に行ける境遇にあります。でもこれって、大学院に行かないとできないことなんだろうか、と思ったんです。

誰もが「研究者」であれる。

これからの時代は、「誰もが研究者」の時代へ。

研究という在り方、スキルを軽やかにまといながら、自分の大事にしたいことを、大事にできる世の中へ。そんな世界に向かって、一歩踏み出してみたいです。

大学院にはまだ行ってないけど、大学院、気になっていた。
修士や博士に行きたいと思っている。
「研究に興味がある
社会人大学院に通っている人たちと繋がってみたい。
自分の学び観をアップデートしてみたい。

そんな方々が集まり、一緒に研究・探究・対話ができる「研究室」のような場になるとといいなと思っています。

リサーチを通して、「学ぶ」という行為自体の問い直しをしてみる。「研究」に触れながら学びにまつわるもやもやと向き合ったり、仲間と対話しながら自分の学び観をアップデートするような時間を作りたいと思い、「たたかう研究室」を立ち上げました。

たたかう研究室では何をする?

たたかう研究室では、ゲスト講師の方との探究を通しながら、各々が持つ興味から問いを立て、学術的なエッセンスに触れながらリサーチしていくことで、新たな学びの境地にたどり着くことを目指します。

「主張をつくる」では、実際に自分が大切だと思い、研究や探究していきたいことを言葉にします。

大学院進学を検討している方は、ここで実際の「研究計画書」に近い形で自分の研究したいテーマや背景をまとめてみるのもいいと思います!
(実際に大学院進学を検討されている方からお申し込みを頂いています)

ゲスト講師は、それぞれが研究や探究を通した「学び」の実践を続けられている方々です。

1人目のゲストは、地域を旅する大学「さとのば大学」副学長としてカリキュラムデザインを担当されている兼松 佳宏さん(著書に『ソーシャルデザイン』『beの肩書き』、連載に「空海とソーシャルデザイン」など)。

・自分の興味を探究するとは?を考える
・学びの本質について考える
・改めて自分の問いを見直す

といったテーマについて一緒に探究して頂きます。

2人目のゲストは、株式会社MIMIGURI リサーチャーであり、人と組織の探究メディア「CULTIBASE」(旧WORKSHOP DESIGN ACADEMIA)の立ち上げ人である(共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』)東南 裕美さん。

・「実践できる研究者」の裏側
・広義の研究について学ぶ
・自ら考え学び取るという姿勢の大切さを知る

といったテーマについて一緒に探究して頂きます。

3人目のゲストは、社会起業家・ソーシャルデザイナーである(著書に『非常識なやさしさをまとう―人とともにデザインし、障がいを超える―』)田中 美咲さん。

・プロジェクトをベースにする問いの深め方
・活動の裏にある学びとその繋がり
・研究の先にあるもの

といったテーマについて一緒に探究して頂きます。

◎10月16日(水)対話会を開催します◎

「研究したい問いを見つける会」というテーマで、参加者の皆さんと一緒にワークをしていきます。 本編前、最後のプレワーク会ですので興味あるかたはぜひ。

スケジュール・ご参加はこちらから

さいごに:「たたかう」に込めた想い

たたかうと言っても、誰かを攻撃するわけではありません。
たたかう研究室では、それぞれが持つ興味や問いに対して、「本来そういうもの」という概念に縛られず、

学術的なエッセンスに触れながら、自分の感覚を信じて、一緒に新たな学びの境地にたどり着くことを目指します。そんな一緒にチャレンジする姿勢を「たたかう」という言葉で表現しています。

ここまで読んでいただき、ピンと来た方。一緒にたたかいませんか?
一緒に学びをアップデートできることを楽しみにしています。

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