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プチ幸福論Ⅲ:放っておけばいいんじゃない?

やんちゃや泣き虫に困ることもあるけれど、幸せ運ぶ我が家の天使☆も(^^)

人生には、思ってもみないことが起こります。

当然、自分の力でコントロールできないことだってたくさんある。

そのことに早く気づくことが大切なんだけどねぇ~^^;

そう、ドイツのことわざに「どうにもならないことは、忘れることが幸福だ」ってあるくらいだから。

どうしても、悩み事は、解決しなければならないと思い込んでいるのですが。

解決できるものはそうすればいい。

だけど、解決できないものもたくさんありますよね。

解決できない問題をいくら考えても悩ましい思いをするだけでしょ。

悩み過ぎると、つらくなったり苦しくなったりしてしまいます。

その事を考えなければ、苦しまなくてもすみます。

つまり、考えてもしかたがないこともあれば、考えなくてもいいこともあります。

だったら、「考えてもしかたがないことを考えるのはよそう」て思いませんか?

ならば、無理に解決しようとせずに放っておけばいいって思いませんか?

あまり真剣に悩んだり、深く考え過ぎたりせずに生きることも肝要かと。

コントロールすべきは、自分の人生ではなくて、実は心持ちなんですよね!

考えなければ、イヤな気もちにならずにすむし、その時間をもっといいことに使えるはず。

限られた時間とパワーを自分が幸せになるために使ったほうが幸せになれるd(^.^*) でしょ?

【参考図書】
「幸福論 〈第1部〉 (改版) 〈第2部〉 〈第3部〉」(岩波文庫)カール・ヒルティ(著)草間平作(訳)


ヒルティは、現代の預言者とも呼ばれるほど素晴らしい思想書を残した事で有名です。

また、ヒルティは、キリスト教徒であり、その幸福論もキリスト教の影響を大きく受けています。

聖書そのものが古来より多くの人の心に寄り添い、感動を生んできた書物なので、それに影響を受けた幸福論も、やはり素晴らしいものがあります。

そして、聖書以外にも哲学者や詩人、ローマ皇帝などの著作からも、ヒルティはよく引用しています。

さらに、仏教やインド哲学、中国哲学、イスラム教などにも、ヒルティは言及しているので、すごく幅広い知識があった事が伺えます。

そんなキリスト教を中心にいろんな宗教や哲学を咀嚼し、取り込んだヒルティの著作ですが、やはり一言では語れません。

幸福のための様々な思想や具体的な処世訓が凝縮されています。

全3巻と少し長いですが、読み始めるとアッという間ですので、機会が有れば、是非ともみなさんにも読んでいただきたいと思います。

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